フードロス削減
美味しい野菜を作っても、食べる人がいなければ廃棄されてしまう。作り手がいなくなれば、美味しい野菜が食べられなくなる。そんな未来を創らないために、農家とともにものづくりを行う3ブランドをご紹介します。
YOKACHORO FOOD BASE/流通に乗せにくい規格外品などを活用し、料理人だからこそできる「作り込む」瓶詰・缶詰
“YOKACHORO FOOD BASE”は、淡路島にあるクラフト瓶詰・缶詰の製造所です。
はじまりは、料理人として野菜の生産者との関わり、お店で野菜を使うだけでなく、野菜の流通に関わることで生産者の力になりたいと考えたところから。
さらに、コロナ禍で行き場を失った食材を目の当たりにし、収穫物の行き先を作り、価値を下げずにすむ加工品づくりに取り組んでいます。
家庭料理を底上げしてくれると人気の「万能発酵調味料シリーズ」は、産業廃棄される予定だった日本酒、醤油、味醂などから出てくるそれぞれの搾りかす(酒粕、醤油粕、みりん粕)を使用したもの。
それをYOKACHOROで再発酵させるなどし、家庭でも使いやすく、普段の料理に簡単にコクや旨味、深みを出すことができる万能調味料に仕上げています。
こだわりの強い小規模生産者との付き合いが多いことから、自然とオーガニックな食材が集まり、調味料も天然醸造のものを使用。製造工程で、食品添加物は一切使われていません。
ヴィーガン対応や7大アレルゲンを使わない商品も多いので、お料理好きの方はもちろん、食品への意識が高い方に自宅用やギフトとして利用されています。