花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因物質(アレルゲン)となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。現在、日本人の約4割がスギ花粉症だといわれています。
スギ花粉は2月中旬から本格的に飛び始め、早いと1月過ぎから少しずつ鼻炎症状が出る方も。
日本気象協会の予測によれば、2023年春の花粉飛散は九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多め。東海では多く、関東甲信と東北では非常に多く飛ぶ見込みで、九州から関東で2月上旬から飛び始めるそうです。
敵はもう目前に来ています!毎年花粉症に苦しんでいる皆さん、準備はできていますか?
花粉症の対症療法としては、抗ヒスタミン薬などの内服薬や点鼻薬、点眼薬などの服用、近年ではアレルゲン免疫療法も知られていますが、花粉症は辛い症状が出る前のセルフケアが重要だとされています。
「花粉を吸わない」「花粉を体につけない」「免疫力を高める」といった、生活の中で今日からできる対策があります。日本国内で花粉を完全に避けることは不可能ですが、少しでも体に花粉が入らないようにする工夫で、花粉の時期を快適に過ごすことができるのです。
本記事では花粉症に負けないための6つのセルフケアをご紹介します。
①花粉を吸わない
②花粉を体につけない・持ち込まない
③手・顔・鼻洗いを徹底する
④肌を保湿する
⑤花粉症に有効な植物を取り入れる
⑥免疫力を上げる