日本政府観光局の発表によると、2025年は9月までに訪日外客(インバウンド)数は累計約3,165万人となり、過去最速で3,000万人を突破しています。
夏休みシーズンにピークを迎えたとみられるインバウンド需要も、近年では雪が目的の方や、年末年始のホリデーシーズンを利用して訪日する方も多く、冬期にも引き続き見込まれます。また冬期にはアジア圏のお客様が増えるというデータもあり、韓国からは1-2月、台湾・香港・中国からは春節の2月、タイはタイ正月(ソンラクーン)の3月〜5月頃にも旅行客が増加しています。
インバウンドのお客様は日本のグルメへの関心がとても高く、抹茶スイーツや和素材、インスタント食品など、日本ならではの高品質で美味しい食品アイテムに注目が集まっています。
また近年では「品質重視」の傾向が見られ、安全性が高く細かな配慮が行き届いた日本の製品は世界各国から絶大な信頼を集めています。店頭でも、いかに安全で品質にこだわった商品であるかを訴求することも大切です。
さらに、若年層のインバウンド客も増えています。若年層は特に、日本のファッショントレンド、アニメなどのカルチャーなどにも注目し、台湾では日本の純喫茶などの「昭和レトロ」な光景がSNSで拡散されブームになるなど、日本のニッチな文化も支持を得ています。
そこで本特集では、インバウンドのお客様の目に止まりそうなアイテムを厳選。
京都や浅草で大人気のアイス、定番人気の抹茶スイーツ、お土産に喜ばれるギフト向けお菓子、アレルギー対応のインスタントラーメン、ホテルのショップでインバウンド客に人気のシャンプー・石鹸、伝統のヒノキを使った和の香りのお香など、サイズ・価格ともに持ち歩きに適したアイテムをご紹介。
またプレミアムな商品をお探しのバイヤーさんに向けて、伊勢神宮採用の「檜材」でできたお猪口、中国で絶賛される日本産のトマトジュースなども掲載しています。
幅広い需要にお応えする魅力的な棚づくりを目指しましょう!