ここ数年、飲食店やバーでは「お酒を飲まないお客様」への提案がますます重要になっています。
健康を意識してアルコールを控える方が増えたほか、ランチタイムや運転前後、仕事中の会食など、お酒を選ばないシーンも広がりました。
一方で、お客様が求めているのは単なるソフトドリンクではありません。食事と一緒に楽しめる味わいや香り、「特別感のある一杯」へのニーズが高まっています。
そんな中、クラフトビールやワイン、ジン、モクテルなどの分野では、香りや味わいにこだわったノンアルコール・低アルコール商品が続々と登場。代替品ではなく「あえて選びたくなる」ドリンクとして注目されています。
本特集では、メニューの幅を広げたい飲食店や小売店のバイヤーさんに向けて、味わいやストーリー性、見た目にもこだわったアイテムをピックアップ。
飲みごたえで人気を集めるベルギー発の低アルクラフトビール、星付きレストランで採用されるノンアルコールワイン、ソーダで割るだけで質の高いモクテルを提供できるノンアルコールジンなど、味や香り、飲みごたえにこだわったノンアル・低アルアイテムを集めました。
新たな顧客層の獲得やドリンク提案の幅を広げるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
ノンアル・低アルビール
0.00%から0.5%まで。ビールらしい満足感をアルコール控えめで
アルコールを控えたい方や車で来店する方など、多様なニーズに応えるドリンク提案が求められる今。新たな顧客層の獲得にもつながる、低アルコール・ノンアルコール商品をご紹介します。
アルコールメニューの新たな選択肢として、“これが低アル?”と思わず驚くクラフトビールはいかがでしょうか。
ベルギー発の低アルコールクラフトビールブランド"BRULO(ブルーロ)"は、2026年3月よりアルコール度数0.5%へリニューアル。クラフトビールらしい豊かな香りや味わいはそのままに、より満足感のある飲み心地を実現しました。
アルコール分0.5%のため、日本国内では酒税法上の酒類に該当せず、酒類販売業免許がなくても販売できます。
特に人気の「SABRO GALAXY IPA」は、トロピカルなホップの香りとジューシーな味わいが魅力。「FIVE FRUIT GOSE」は5種のフルーツを使用した爽やかな飲み口で、ビールが苦手な方にも提案しやすい一本です。また、「7 HOP 7 GRAIN IPA」は7種のホップと穀物が生み出す奥行きのある味わいが評価され、World Alcohol Free Award 2023でBEST BEERを受賞しています。
実際に「SABRO GALAXY IPA」を購入されたバーのバイヤーさんからは「GALAXYというネーミングから興味をそそられましたが、開けた瞬間からフルーティなアロマが!味ももちろん想像通り美味しかったです!」というコメントが寄せられています。
完全アルコールフリーを求めるバイヤーさんにおすすめしたいのが”MARUKU AF(マルク エーエフ)”です。
MARUKUは1995年の開業以来、品質にこだわったクラフトビール造りを続ける小樽ビール銭函醸造所の協力のもと誕生したプライベートブランドで、ラガータイプの「MARUKU AF LAGER」とスタウトタイプの「MARUKU AF STOUT」を展開しています。
ドイツのビール純粋令に基づき、原材料は麦芽・ホップ・水のみ。副原料を使用せずに仕上げることで、ノンアルコールビールにありがちな雑味を抑えたクリアな味わいと、アルコール度数0.00%を両立しています。
「MARUKU AF LAGER」はコク・甘味・苦味のバランスが取れた飲みやすい味わいで、ランチ利用や軽食とのペアリングにも最適。ビールらしい味わいを求めながらも、アルコールを一切摂取したくないお客様におすすめです。
「MARUKU AF STOUT」は香ばしいロースト感とクリーミーな泡立ちが特徴。チーズケーキやチョコレート系スイーツとも相性が良く、カフェ利用やデザートとのペアリング提案にも活用できます。
低アルコールながらクラフトビールらしい個性を楽しめるBRULOに対し、MARUKU AFは運転前後の方、妊娠・授乳中の方、体質的にお酒を飲めない方など、0.00%を求めるお客様にも安心して提案できる一杯。幅広い客層に対応できるノンアルコールメニューとしておすすめです。

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ノンアル・低アルワイン
ワインらしい余韻を楽しむ一杯
「お酒は控えたい。でも、食事に合わせる一杯にはこだわりたい」
そんなお客様に向けて提案したいのが、ノンアルコール・低アルコールワインです。
ビールやソフトドリンクとは異なる上質な食事体験となることから、レストランやカフェを中心に導入が進んでいます。
「ノンアルコールワインはおいしくない」そんなイメージを覆してくれるのが、プレミアムノンアルコールワイン専門店”Holoyowaz(ホロヨワズ)”です。
世界中から150種類以上のノンアルコールワインを取り寄せて試飲し、その中から本当においしいと感じた高品質な銘柄だけを厳選。星付きレストランや百名店、ラグジュアリーホテル、ファーストクラスラウンジなどでも採用されており、高品質な味わいを求めるプロからも高く評価されています。
なかでも人気なのが、南アフリカ産のプレミアムノンアルコールロゼワイン「Thomson & Scott Noughty Rosé」です。シュナン・ブランを主体に造られ、ロゼらしい華やかな果実味と爽やかな酸味、すっきりとした後味が楽しめます。アルコール度数は0.5%未満ながら、通常のロゼワインのような豊かな香りと余韻を感じられる一本です。
また、料理との相性の良さも魅力。前菜や魚料理、肉料理はもちろん、普段ロゼワインと合わせる料理全般と好相性で、ノンアルコールでも食事の時間をより豊かに演出してくれます。
南アフリカ産のプレミアムノンアルコールワイン「Thomson & Scott Noughty Blanc」は、シュナン・ブランとシャルドネを使用した白ワインタイプ。柑橘や青リンゴを思わせる爽やかな果実味と、すっきりとした酸味が心地よく、アルコール度数0.5%未満ながらワインらしい香りと余韻をしっかり楽しめます。
魚料理との相性はもちろん、クリーミーなチーズやインド料理、タイ料理などスパイスを使った料理とも好相性。軽やかな飲み口と上品な味わいで、ランチからディナーまで幅広いシーンで活躍します。ノンアルコールでも食事とのペアリングを楽しみたいお客様におすすめできる一本です。
フランス産のプレミアムノンアルコールワイン「Oddbird GSM」は、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、カリニャンを使用した赤ワインタイプ。
果実味とスパイス感、ほどよい渋みが調和した奥行きのある味わいが特徴で、アルコール度数0.5%未満とは思えない飲みごたえを楽しめます。
グリル料理やシチューなどの洋食はもちろん、熟成チーズやハードチーズとの相性も抜群。食事に寄り添う豊かな風味と長い余韻が魅力です。
「ノンアルでも赤ワインらしい満足感がほしい」という方におすすめの一本で、ワイン愛好家にも提案しやすい本格派ノンアルコールワインです。

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ノンアル・低アルジン・スピリッツ
ボタニカルが香る大人の一杯
モクテル需要の拡大に伴って、香りや余韻まで楽しめるノンアルスピリッツの導入が進んでいます。
日本を代表するスターレストランでの採用実績を持つ”GINNIE(ジニー)”は、お酒を飲まない選択肢に応える本格派ノンアルコールジンブランドです。
看板商品の「ジニー東京ドライ ノンアルコールジン」は、ジュニパーベリーをはじめとする6種のハーブに、ジャスミン茶や橙、クロモジなど日本らしい素材を組み合わせて蒸留。
アルコール0.00%ながら、ジンらしいボタニカルな香りと爽快な飲み口を実現しています。
トニックウォーターやソーダで割るだけでクオリティの高いノンアルカクテルを提供できるので、バーやレストランのドリンクメニュー拡充にもおすすめ。
食事との相性も良く、飲酒を控える方やインバウンド需要への対応など、多様化するニーズに応える新たな選択肢として有効です。
ノンアル・低アルカクテル・炭酸飲料
気軽に楽しむモクテル&スパークリング
乾杯から食事まで幅広く活躍するモクテルは、多様化するドリンクニーズへの対応策として注目されています。
カリフォルニア発のプレミアムノンアルカクテルブランド”calexo(カレクソ)”は、お酒を飲めなくなった元バーテンダーが、「アルコール飲料の代替ではない、新しい飲み物」を目指して開発したブランドです。
オーガニック素材由来の自然な風味を活かし、人工甘味料や防腐剤、砂糖を使用せずに仕上げたナチュラルな味わいで、海外でも注目を集めています。
「キューカンバーシトロン」は、キュウリの爽やかな香りにジンジャーのアクセントを加えた、ドライで洗練された味わいが特徴です。甘さを抑えた飲み口で、食事との相性も良く、前菜や魚料理、軽めのフードとのペアリングにもおすすめです。特に料理人など食のプロからの評価が高く、イタリアンをはじめ、寿司やグルメバーガーとの相性も好評です。
そのまま提供できる手軽さがありながら、バーやレストランではノンアルコールメニューの選択肢として活躍。お酒を飲まない方や海外からのお客様にも提案しやすく、幅広いニーズに応えられる一杯です。
calexoについて詳しくご紹介したこちらの記事もぜひお読みください。
クラフトソーダ・発酵ドリンク
食事を彩る大人の炭酸飲料
香港発のクラフトソーダブランド ”Mezzanine Makers(メザニンメイカーズ)”は、香港の伝統素材やローカルカルチャーを現代的な感性で再解釈し、自然素材から個性豊かな味わいを生み出しています。100年続く香辛料商との協業や希少素材の活用、作り手による丁寧な手仕事によって生まれる奥深い風味が魅力です。
代表商品の「Fat Boy Cola」は、ライチ紅茶と天然スパイスを使用した0.0%ノンアルコールのクラフトコーラ。
香港の老舗茶餐廳「Tai-On」との協業から生まれた一本で、華やかな香りと複雑な味わいが特徴です。甘さを抑えた設計で食事とも合わせやすく、ノンアルコールメニューの差別化にも貢献します。

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モクテルに最適なシロップ・ビネガー
アレンジを楽しむモクテル素材
「混ぜるだけ」で一杯の価値が変わる。アレンジ自在のシロップやビネガーをご紹介します。
この数年は完成品のノンアルコールドリンクだけでなく、シロップやビネガーを活用したアレンジメニューへの注目も高まっています。炭酸水やお茶と組み合わせるだけで、店舗ならではのオリジナルドリンクを提案できるのが魅力です。
なかでもPAYSANの「モヒートシロップ」は、キューバ発祥のカクテル・モヒートに欠かせないイエルバブエナ(モヒートミント)を使用。本場の香りを再現するため、フレッシュとフリーズドライの両方を使い、爽快感と奥行きのある風味に仕上げています。
香料や保存料などの添加物は使用せず、瀬戸内の藻塩を加えることで全体の味わいを引き締めています。ソーダで割るだけで、ミントの香り豊かなモヒートスタイルのドリンクを楽しめる一本です。
オーストリア発の”HOLLINGER(ヘリンガー)”は、オーガニックフルーツジュースやシロップを手がけるブランドです。「木から採れたばかりの果実のようなおいしさを届ける」を理念に掲げ、人工着色料・人工香料・人工甘味料・防腐剤を使用せず、素材の魅力を活かした商品づくりを続けています。
ユーロリーフ認証やヴィーガン認証を取得しているほか、製造工場では国際食品安全規格「IFS認証」を取得するなど、品質管理にも力を入れています。
なかでも「ノンアルコールバーシロップ」は、飲食店での活用を想定して開発されたアイテム。シロップ1に対して炭酸水8を加えるだけで、香り豊かなドリンクを簡単に提供できます。フレッシュフルーツやハーブを添えれば、店舗ならではのオリジナルメニューづくりにも活躍します。
ウェルカムドリンクやランチタイムのドリンク提案、料理とのペアリングなど活用シーンはさまざま。お店での新たなドリンク体験を提案したいバイヤーさんにおすすめです。

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ノンアル時間を彩るテーブルウェア
一杯をもっと特別にする演出アイテム
味わいだけでなく見た目にもこだわることで、一杯の満足度をさらに高められます。
グラスの中に浮かぶ新芽のシルエットが目を引く「LEAF MUDDLER」は、いつものドリンクにちょっとした特別感をプラスできるアイテムです。
モクテルやカクテルはもちろん、レモネードやフルーツソーダ、アイスティーなどに添えるだけで、印象的な一杯を演出できます。カフェの季節限定ドリンクやレストランのウェルカムドリンク、ホテルラウンジの提供メニューなど、さまざまなシーンで活用されています。
ドリンクだけでなく、おもてなしの質を高める演出アイテムとしても活躍します。
オリーブウッドの温もりと透明樹脂の軽やかさが美しく調和した、HARIOの「オリーブウッドコースター」は、モクテルやクラフトソーダ、アイスドリンクに添えるだけで、テーブルに上質なアクセントを加えてくれます。
シンプルながら存在感のあるデザインは、ドリンクの魅力を引き立てるだけでなく、空間全体の印象をワンランクアップさせます。
細部までこだわったおもてなしを演出したい店舗におすすめです。
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