何もかもが初めての「モノづくり」ー。
オリジナルブレンドの調合はもちろんですが、その他にも開発過程では四苦八苦。
ここではその一例をお話しします。
当初、透明ラベルに白文字の印刷でラベルを作成する予定でしたが、
何回貼りつけを行っても気泡に邪魔をされ製品化を断念。
自身のこだわりと、費用感や時間との折り合いをつける事の大切さを実感しました。
しかし、妥協できない点も。
例えば「ドリッパー」と呼ばれる、精油を滴下する部品。
様々な方に手に取っていただくには、
言うまでもなく使いやすいものである必要があります。
しかし実際には、粘性の低いオイルは一気に落ちてしまう様な、
初心者の方には難しい仕様の製品も多く出回っています。
「ここは譲れないぞ」と言う想いで、
様々なドリッパーを試し現在の製品に至りました。
また、ラベルの貼り付けやオイルの充填作業など、
製造に際して欠かせない工程は、
弊社と同じ高津区にある福祉事業所の方々へお願いしております。
地元で「モノづくり」をするならば、
何らかの形で貢献したいという想いを形にできるよう日々努力しております。
(令和4年2月17日付けにて、
「かわさきSDGsゴールドパートナー」に認定されました。)
また2022年6月頃より、
地元の素材を使用した製品開発「カワサキカンキツプロジェクト」を始動。
摘果された青みかんや、自生している柚子などからオイルを製造し、
皆さまのお手に取っていただけるよう、
地域の方々からご協力を頂き活動しています。(YouTubeにて映像を公開中)
また、若年層・男性という業界内では希少な立ち位置と化学に関する知識を生かして、
WSや講師業にもチャレンジしています。