ブランドについて
「3年後のカラダをデザインする」を合言葉に、土の微生物のはたらきを活用した野菜づくりをはじめ、カラダ想いの商品の企画・製造開発まで自社で一貫して手がけています。
10年にわたる研究により、土壌微生物バイオマスを高めて維持する栽培技術を確立。薬や化学肥料・除草剤を使用しない、クリーンで持続可能な農業の形を実現しています。
収穫した野菜は、自社でカット・乾燥・粉砕・調合します。保存性の高いパウダーとして、「使いたいときに」、「ササっと」使える商品アイテムを展開しています。
カラダにわずかな不調を感じる段階から、身近な食材を使ってバランスを整えるお手伝いをするために、予防医学の視点に立ち、時間をかけて丁寧に商品開発を行っています。
ブランドオーナーについて
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永田 和史
Kazufumi Nagata
静岡県出身。会社員時代に同期の実家(沖縄県石垣島)を訪れた際、サンゴ礁の白化現象を目の当たりにし、地球環境の異変に危機感を覚える。
その後、地球環境問題を他人事ではなく、カラダの健康とダイレクトにつながり自分事として認識するきっかけになりうる「食」と「農」の分野に着目。持続可能で健康的な「食」×「農」の形を追究するべく、2013年から土壌微生物の研究を開始。「肥料も農薬も使わず、元気な野菜をつくるためにはどのような土の状態になっていればよいのか」を明らかにするための研究を粛々と続ける。
7年間の研究を経て2021年、野菜を使用した加工品の製造販売を行う里山野菜株式会社を設立、代表取締役に就任。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
汚れているのは土だった
「農業」というとクリーンなイメージを持たれている方が多いですが、実は大地や水をダイレクトに汚染しやすい産業の一つだということをご存知ですか?
農薬や除草剤については言わずもがな、意外と知られていないのは、人が与える「肥料」がその汚染源になっているということです。作物や微生物が処理しきれない肥料分は土に残留し、それを吸い上げた作物が昆虫による食害にあったり、地下水を通じて川や湖、そして最終的には海へと流れつき、大量のアオコ・赤潮が発生する原因になることもあります。
こうした作物を食害する昆虫やアオコ・赤潮たちは、人から見れば「悪者」かもしれません。しかし、不要なところを取り去ってくれる「お掃除役」であるという視点を持ったとき、自然界のシステムがいかに偉大か、気づかされることになります。
土を汚すことなく、土の力を最大限に引き出して栽培ができれば、「環境にも人にも優しい100年続けられる農業」を実現できるのではと考え、2013年から独自の手法で土壌微生物の研究を続けてきました。
微生物の土づくり
土が作物を育む力のことを「地力」と言うのですが、今から10年ほど前に、土や地力に関する文献を読み漁ってみても、学術的にまだわからないことの方が多く、まさに『ブラックボックス』状態でした。ただ、微生物が地力に関係しているだろうことは直感で理解していて、その仮説のもと、最初は個別の微生物の純粋培養からスタートして、徐々に「常温・無殺菌」の環境下で、複数の微生物の培養をコントロールする研究へとシフトして行きました。
「人が野菜を育てる」という発想から、「野菜が勝手に育つ土を人が育てる」発想へのシフトが、持続可能な農業のカギを握っているように思います。
3年後のカラダをデザインする
このように、微生物の土づくりからこだわって農業を始めたきっかけは「持続可能な地球保全」のためでしたが、実はもう一つ目的がありました。
それは、「人が食べもので健康になること」です。
至極当たり前のことと思われるかもしれませんが、生活習慣の乱れや日々のストレスから、私たちは意外と簡単に体調を崩してしまいます。病名がわからないけれど、「なんとなく体調が優れない」という症状も、病気になる一歩手前の状態といえます。
東洋医学の考えでは、このような状態を「未病」とよび、未病のうちから体を整えることが基本指針となっています。
病気になってしまったら鍼灸や漢方薬(生薬のミックス)によって治療する必要がありますが、未病のうちは食材(野菜やくだもの)を使ってカラダを整えられないだろうか、と考えました。
食材は生薬ほどの作用はないものの、穏やかな作用を示すものがほとんどなので、野菜の調合次第では、食べものでありながら、漢方薬よりも軽めのお薬としてもふるまいます。これは、まさしく「医食同源」という言葉の実践につながっていくものです。
現時点で、私たちの主力商品は野菜のパウダーです。
収穫した野菜は、まずじっくり低温で蒸して甘みを引き出します。これを薄くカットして、天日と機械を使って丁寧に乾燥。含水率が5〜10%以下になった状態で粉砕し、パウダー状に仕上げています。
ソロの野菜パウダーには、出汁と牛乳(または豆乳)を加えれば、本格的なポタージュやスープを即席で作れるほか、お好みの分量の砂糖を加えてお湯で溶けば、「野菜餡」なども手軽につくることができ、彩り豊かなスイーツ作りにも活躍します。
かぼちゃのパウダーを使用すれば、かぼちゃ餡に!
一から作ると時間も光熱費もかかりますが、パウダーなら、お湯にとくだけで作れるので、とても喜ばれています。
また、パウダーをお湯で溶いて、離乳食や介護食を作ることもできます。農薬や除草剤、化学肥料を使用せず育てた野菜なので、安心してお召し上がりいただけます。
野菜ごとのソロ・パウダーアイテム以外にも、複数の野菜とスパイスを調合して旨味を追求した、動物性原料一切不使用の「野菜のうまみカリー・スープ」や、各種野菜の「ポタージュキット」、罪悪感なくゴクゴク飲める野菜のクラフトドリンク「ヤサイダー」や「ヤチャイ」など、様々なアイテムを販売しています。
[ポイント]
・ 乾燥パウダー状で賞味期限は1年と長いので、在庫管理がしやすいです。
・ 業務用、ご家庭での調理の時短、および調理エネルギーの節約に寄与します。
事業者様のご利用シーン
事業者様に向けた商品・サービスとしては、野菜の素材にこだわりたい一方で、食品ロスを出したくないと考えていらっしゃる飲食店やキッチンカーの事業者のみなさまに、パウダー状の野菜商品(スープやドリンク)を継続的に納入させていただいています。
「在庫を気にせず好きな量だけ使える」
「軽量で場所をとらず扱いやすい」
「パウダーの調合次第で店独自の個性を出せる」
というお喜びの声をいただきます。
(※1食分の個包装パック販売/まとめて数百g〜数キロのバルク販売のいずれにも対応可能。)
家庭でのご利用シーン
一般のご家庭向けとしては、カラダの不調を感じ始めたり、お子様が誕生してカラダの健康に気遣いはじめる30〜40代の女性を中心に、カラダに優しい商品シリーズをご支持いただいています。
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