ブランドについて
近未来エレガントスタイルを追及する湘南生まれのレザーブランドです。独自開発のレーザーカット加工技術とミニマリズムデザインを用いて製品開発を行っています。
こだわりの天然皮革を独自に開発しているレーザーカット加工技術により、ユニークなデザインと新たな使い勝手を実現。高い収納力も同時に達成しています。
レーザーカット技術をフル活用することで、皮革加工に0.1mm単位の正確性をもたらしました。これまで不可能だった革製品の表現方法を可能にします。
設計~レーザー加工生産までの全てをデータ管理しています。皮革産業のDX化によって日本のモノづくりに貢献するべく、日々尽力しています。
ブランドオーナーについて
近藤裕太郎
Yutaro Kondo
2018年:年神奈川大学を卒業。八ヶ岳で起業しその後断念。
2019年:湘南でレザー事業を立ち上げ。飲食→製造業へ転身。コンパクト×大容量を実現するべく独自構造のコンパクト財布を開発し、クラウドファンディングを実施。
2020年:レーザーカット×天然皮革加工の技術開発を開始。
2021年:個性のある天然皮革をレーザーでコントロールするためのデータを収集&研究。新型商品のクラウドファンディング実施。
2022年:新商品の販路拡大、ブランド認知向上に努める。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
きっかけはコンパクト財布が流行する中、収納力の低いお財布が多かったこと。大容量とコンパクトさを両立しつつ、レザー製のオシャレな財布はないのか?
様々なネットショップや店舗を探し回りましたが、見つけることは出来ませんでした。
見つからないのなら、自分で作ってみよう。
そんな想いからお財布づくりをスタート。紙で作り、合皮で作り、手作業で少しずつ研究しながら開発していきました。作っていくうちにだんだんと気づいていきます。
これまでの生産方式では収納力を高めることが難しい。発想を変えて収納スペースが最大化する方法から模索しないといけない!!
そんなことも考えつつ、材料屋さんを巡り、革の裁断会社さんと出会い、パッケージの生産をしている会社にお願いし、1年かけて知識ゼロからレザーブランドの立ち上げまでを行っていきました。
その後、レザー財布を少しずつ販売していく中でレーザーカット機器に出会います。レーザーカットを使えば皮革を非常に高い精度で加工できることを知りました。
現在でもレーザー機器というのは皮革の表現を焦がしてデザインを刻印する用途で数多く使用されています。しかしこれ以外にも、裁断や表面の削り取りなど、レーザーを使えば革の表現方法は無限になると確信しました。そこから現在に至るまで、皮革のレーザーカット専門家としてこの道の可能性を信じて研究を進めていきました。
始めたきっかけは『自分が欲しかったから』ですが、
今このブランドをやり続けている理由は『日本のモノづくりに貢献したいから』です。
あらゆる問題を抱え、停滞しているように見える日本ですが、この国のモノづくりのDNAはまだまだ可能性を秘めていると信じています。自分にしか出来ない表現方法とブランドで、この国に貢献したいと考えております。
最も力強く取り組んでいるのは、
レーザーカットによる革製品の新しい表現方法の開拓です。
WING MAKERのモノづくりを全面的に支えているレーザーカットによる皮革加工技術ですが、レーザーによる焦げや焼いた際に出る煙が原因で革が汚れることもあります。
金型などの裁断に比べると課題は山積しています。過去にも革のレーザーカット加工に挑戦した方の話を伺いましたが、コストや加工の不安定さから断念したそうです。簡単なようで奥が深いのがこの天然皮革のレーザーコントロールなのです。
天然タンニンなめしの牛ヌメ革を扱うため、革の厚みや種類によってレーザーの出力を調整する必要があります。
設計図の作り方やデータの種類によってはレーザーの裁断時間がかさみ、製品を量産する際のコストが膨大になってしまう危険があります。
これらの問題を解決するため、皮革の個性にあわせた加工の選定、レーザー機器の特性の理解、専用ソフトウェアでのレーザー出力パラメータの最適化などを日々行っています。革の密度、加工種類(ソフトタイプか、ハードタイプか)、革の部位による硬さの違いなどなど、これらを全て確認しないとキレイな裁断は実現しません。
※実際の設計図になります。
商品の生産部分においても、できる限りレーザーによる自動化を行うことで少人数による商品生産を実現しています。またレーザー加工の研究以外にも、徹底したデータ化とマニュアル化により皮革産業のDX化を進めています。
職人が減っていくこれからの時代、自動化はモノづくりの業界においても重要な課題です。自動化して製品のクオリティも上げながらハンドメイドによる生産により、この国から、湘南地域から、新たな価値が生み出せるよう日々開発を進めています。
現在販売している主力商品が『LUMY Neo Wing』になります。
名刺が入るスペースもある2つのカードポケットに鍵も収納可能なマルチポケット、独立したコインポケットと巻き付けて収納する紙幣スペースがあります。コンパクト財布市場でトップクラスの収納力を実現するため、あらゆる工夫とギミック、加工技術をフルに導入したフラッグシップ商品になります。
当商品に関しては完全無縫製を実現しています。日本の建築技術である木組みに着想を得た革の組み込み方式を開発し採用しています(このクオリティはおそらくレーザーでないと難しいです)。
また革がよく曲がる箇所に関しては、革の表面0.3mmを何箇所も削ることで実現した独自のジャバラ構造を採用しています。レーザーによる革の削り取りにより、1.0mmの革の中にジャバラ構造を実現することに成功しています。
これ以外にも現在、シンプルを徹底的に追求したコインケースやカードケースも展開予定です。レーザー技術の開発には成功したものの、まだまだ商品展開が間になっていない状況なので、今後の商品展開にご期待頂ければ嬉しいです。
販売員様へのご案内マニュアル
非常にユニークな商品で工夫も多いため、この商品の説明をするだけでお客様との会話も弾むと思います。スムーズにご案内頂けるよう販売員様向けのマニュアルもご用意しております。
コラボ商品、オリジナル商品のデザインも可能です
ロゴの刻印部分を変更したり、レーザー刻印で出来るデザイン印字であればご相談ください。デザイン等を変更し、オリジナル商品として販売頂くことも可能です。詳細についてはご連絡ください。
過去2回実施したクラウド・ファンディングのデータとしては40~50代の男性に好評でした。しかし年齢問わず女性の方にもご購入頂いており、商品の特性上、年齢や性別よりも個人の嗜好にマッチするか否かが最大のポイントになってくると思います。
「コンパクトにしたいけども収納力がほしい」
「特別に小さいサイズがほしい」
などなど、ちょっと変わったご要望のお客様との相性は高いです。
一方で何となく買うというお客様は少ないです。しっかりと商品の説明が出来る状態でないと販売数を伸ばしていただくことが大変難しくなります。
これまで頂いたお客様から声としては、最初の1ヶ月は厳しいレビューが多いです。使い方が馴染めずに苦戦する方も正直いらっしゃいます。
しかし1ヶ月以上使って頂くとこの声が180度変わります。
「小さいのに本当によく入る」
「慣れると使いやすい、むしろ元の財布に戻れない」
しばらく使って頂くとこういったお声に変わることが多いです。
新たな使用体験を追求していくためにはお客様にも負担を求めざるを得ない状況です。しかしこの点をご理解頂ければ、お客様にとって素晴らしい体験価値を提供できる商品ではあります。故にお客様との積極的なコミュニケーションが出来る状況ですと幸いです。
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