自然のミネラルたっぷりにつくられた完全天日塩
カツオの町 中土佐に広がる高知県土佐の久礼湾と
緑豊かな山に囲まれた小川製塩所で作っていただきました。
塩作りの工程である釜炊きをせず、結晶箱に入れた海水を
太陽の力だけでじっくり時間をかけて生まれます。
結晶の大きさを決めるのは職人技。
夏は70度にもなるハウスの中でゴミや虫が入らないよう大切に管理され作られています。
99パーセントが火を使って塩を作っているところ、職人と太陽の力のみで、火を使わずに2か月以上かけて作るのが完全天日塩。
工程の始まりから終わりまで太陽光のみで作り上げるため豊富なミネラルを含有し、味もまろやかで別格です。
「その日汲んだ海水をそのまま塩箱に入れて作る」
海水を濃縮する工程をしないということは、あまりにも時間がかかりすぎる。
この作り方ができない製塩所が多いなか、広い土地を偶然自治体に借りられたので、
この贅沢な塩の作り方ができているといいます。
県唯一の二重構造の施設は製造過程もクリーンで高温を保つことができるそうですが、ほかの施設よりも10度ほど高く、夏は70度にまであがるというので驚きです。
一口に塩と言っても様々な塩があります。塩って岩塩か海塩だけじゃないの?なんでそんなに値段が違うの?と思いませんか。
その違いは製造方法にあります。
海水から化学的に塩化ナトリウムを抽出する方法で作られているものはしょっぱさも強く低価格です。精製塩などがこれにあたり、99%以上が塩化ナトリウムのため、この塩を多く使い続けると高血圧を招く危険が高まります。
天日塩とは天日干しや天日干しの後に平釜で炊く方法で作られたものです。
塩の天日干しは場所をとる上に高温多湿な日本では時間も長くかかります。そのため国内で天日干しのみで仕上げる塩は高価格になります。
科学的なことが悪いというわけではなく、製法によってミネラルの含有率が変わってきます。天日塩には塩化ナトリウムだけでなくマグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれていて、まろやかな味わいです。
血圧を上昇させるナトリウムと血圧の上昇を抑えるカリウムを同時に取れるので高血圧になる危険を抑えられます。
塩を減らして味気ない食事で我慢するのではなく、塩を選んで美味しく健康的に暮らしたいという思いから私は天日塩を使っています。