〇星かげ(ほしかげ)
夜空に瞬く星のあかりを意味する”星影”のように、数多ある豆皿の中からこのお皿にめぐり合った方の食卓を、いつもより少しだけ明るく彩るうつわになってくれたらとの想いを込めて作りました。丸みのある”なで角”のフォルムはデザインを主張せず、料理をやさしく包み込みます。
伝統色シリーズは、国内で伝統的に使われている釉薬を使い、POTPURRIの食器の中ではより和テイストに仕上がっています。
ハーフマットシリーズは、光沢とマットの中間となるハーフマットな質感が特長の釉薬です。淡いニュアンスのホワイトとピンクや、憂いのある深い色合いのネイビーとブラウンがあり、ホワイト×ネイビーや同系色のピンク×ブラウンで組み合わせて揃えていくのがオススメです。
〇金群青(きんぐんじょう)
素地の白さを引き立たせ為、コバルトの青の鮮やかさにこだわった手描きの染付豆皿です。
上絵の金彩を重ねることで華やかさをプラスしています。
水を吸いいきいきと潤いのある花の生命力をあらわした”花に水”。
雨の雫と静かにひびく雨音の儚さを描いた”雫に雨音”。
清流のゆったりとした流れと水面にはじける光の粒を切り取った”川に光”。
花、雨、川..外に広がる風景に想いを馳せながら、心地よい時間を共に過ごす器になればと描きました。
〇霞(かすみ)
静かに明ける朝霞の中、目にうつる花や草木の色鮮やかな重なりを写しとるように…
スタンダードな丸い豆皿にひと筆ずつ色をさし、滲んで流れる縁どりをした器です。
ほどよい深さで安心でき、料理を色彩豊かに縁どります。
カラフルな色合いの中に優しいニュアンスがあるのは、絵の具や印刷ではなく、釉薬を手しごとでさしているから。