コロンと可愛い手刺繡の施されたキーホルダー。
3種類からお選びいただけます。
◆パレスチナの手刺繍の由縁
パレスチナ刺繍はその歴史の深さから、2021年より和食と同じ世界無形文化遺産に指定されています。
母から娘へ、次の世代へと受け継いできた刺繍の紋様や技法は、古いもので紀元前に遡ることが出来るほど。
総刺繍の伝統衣装はどの地域も美しく、刺繍好き、エスニック好きには垂涎の逸品ですが、その多くは戦争と故郷からの難民化により日常着ではなくなり、特別な日に纏うものとなっています。
◆作り手「Holy Land Handicrafts Cooperatives Society」について
グローバル経済から地域の伝統工芸と職人を守るために設立された、中東で一番古い世界フェアトレード連盟(WFTO)加盟団体です。小規模な工房と海外への窓口となるオフィスとで手を携え、約2,000人の生活を保証しています。
架け箸はオフィスのアミラさんと直接やり取りをして商品を買い取っています。
◆パレスチナの状況とは
パレスチナがどんな場所なのか、どんな暮らしと問題を抱えているのか、身近な方は多くないと思います。
架け箸代表の私髙橋はホームステイをきっかけに現地に出会いました。
それまでは紛争のイメージが強く、暮らしの想像はまったくつきませんでした。
滞在記を読んでいただくとより旅気分になっていただけるかと思いますが、
(https://note.com/kakehashi_pale/m/m70c26db08307)
パレスチナは結構大阪感が強く、悪く言えばおせっかいで、良く言えば外国人でも受け入れてもらえるそんな場所です。
風景も食べ物も歴史の薫りがして、現地の方々も土地の文化に誇りをもっています。
19世紀末、色んな宗教が隣り合って共存していたこの地域に「ひとつの民族だけでできた国」を作る運動が
西洋からやってきて、パレスチナは占領下に入り、自由が手に入らないなかでも生活は続いていき、
私はそんな土地を訪れて、人、文化、自然が当たり前に大切にされる世界で暮らしたい、この人たちと掛け算で仕事がしたい、そう思って架け箸を立ち上げました。