ブランドについて
OSOCUは長く地域で受け継がれてきた技術や素材を日常アイテムに落とし込む活動をしているブランドです。
OSOCU(オソク)は地域の素材を使用し、全ての工程を日本で行うブランドです。生産背景の透明性も意識し、使い手の方にも知って欲しいという考えを持っています。
シーズンごとに変わるわけではなく、小さな改良はしつつも定番的に商品を作り続けています。生地は愛知県にある知多木綿を使った商品が中心です。
”服の地産地消”という方向性も取り入れ、ローカルを活かす服作りを心掛けています。縫製生産は愛知と三重が大半です。
ブランドオーナーについて
谷健株式会社
TANIKEN CO.,LTD.
当社は明治9年に綿反商からスタートした会社です。
以降、中心となる商材を変えながらも流通業の中で商売を続けてきました。
大きな規模ではないけれど、140年以上という長きにわたり商売を続けてこられたのは信用という大きな財産を築けたこと、そして結果として変化することができたことが要因ではないかと考えています。
一方で問屋というポジションから変わることは無かったため、ものづくりに関わっているという感覚は希薄でした。
しかし、近年の環境を考えると、従来のポジションにいては到底変化のスピードに追いつくことができないという思いが日に日に強くなり、2018年にOSOCUを立ち上げました。
ものづくりに関わる、川下川上にも自分たちの知識やネットワークを広げ、ビジョンを持って活動していく場として、これからもOSOCUを成長させていきたいと考えています。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
私たちは繊維の世界に携わる”プロ”でありながら、服の生産背景に対しては理解が低い状態で長年商売をしていました。
2014年の時に有松絞の職人と出会い、日本の伝統工芸を知ります。そこで今のままの商売ではいけない、と強く感じました。
そこから学問的な勉強をするわけではなく、すべて実践と人との出会いで知見を積み重ねて服を作ることの知見を得てきました。そして2018年今のOSOCUを開始しています。ほぼ毎年makuakeで新商品をリリースしながら新しい取り組みにチャレンジし続けています。
ファッションデザイナーではない私たちがデザインするのは、視覚的なデザインではなく、服の背後にあるストーリー。特に地域の素材や技術を地域の人々に日常的に使ってもらうことを目指しています。
長く続いて生きている素材や技術を取り入れた服を着る人が増えれば、各地の産地も無理なく持続できるのではないか、と考えています。
地元を愛知・三重・岐阜の3県と考え、この中で極力生産し、まずはこのエリアの方々に知ってもらうための活動をしています。
服の素材は、地元愛知県の知多半島にある知多木綿という生地を中心にしています。
和服に使われてきた生地で400年以上の歴史がありますが、生産効率の面からあまり洋服には使われていません。
日本にはユニークなものづくりがたくさんあります。特に伝統工芸に限らず、受け継がれてきているものは皆背景があり、文化としてのストーリーを持っています。
そうした文化を活かしてモノづくりできれば素敵だな、というシンプルな想いからスタートしました。
そのため、ストーリーや生産背景の透明性は意識をしていますし、使い手の方にも知って欲しいという考えを持っています。
さらに2021年からは”服の地産地消”という方向性も取り入れ、ローカルを活かす服作りを心掛けています。OSOCU(オソク)はその名の通り、決して急ぎません。毎シーズン企画に追われるようなこともないです。
これからも一つ一つの価値を急がずにゆっくりと紡ぎつつ、これからも永く続く価値を創りたいと思います。
<知多木綿バンドカラーシャツ>
OSOCUの定番生地、知多木綿の18貫で作ったシャツです。
2021年にmakuakeでクラウドファウンディングを行い商品化しました。
https://www.makuake.com/project/osocu02/
<染め>
製品にしたあとに名古屋黒紋付染めという伝統工芸品での染入れをしています。
縫製の糸はすべてカタン糸(綿)での縫製をしており、ボタン以外はすべて染まるように工夫しています。
地域の魅力あるものが好きだったり、産地のモノづくりが好きな方からの支持を得ています。
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