ブランドについて
「匠」が「久」しく続きますように、そして私たちが対峙する木という自然素材の雄大さや美しさを伝えたい、そんな想いが形になった器たちです。
木が本来もつ色味や木の節、あざなどをそのまま使い、それを個性として活かしたうつわです。
ナノグラスコーティングの塗装により、耐久性に加え、日々もお手入れも簡単なうつわに仕上がっています。
ブランドオーナーについて
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久保出貴雄
Kubode Takao
匠頭漆工の三代目。2013年、25歳の時に家業である木地師を継ぐ為に帰郷。2018年に担い手不足を危惧し、これまでは漆器業界の中間業者だった自社を木地師という職業を広めていく為に自社ブランドを立ち上げた。高い技術を要する木製ワイングラス『IPPONGI』、これまでは廃棄されていた節のある材を活かした『mebuki』。IPPONGI、mebukiを通して木地師を全国に広めていく。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
自然素材「木」の再考
「木」という自然が育む素材は、まさに日本が紡いできた恵み。木が持つ木目や節の美しさ、自然本来の色味、温かみは一つ一つ違います。私たち人間が一人一人違うように、木も一つとして同じものはないのです。
木から生まれる器は毎日の生活を共にすることで変化し、成長していきます。これは自然素材だからこそ。私たちの器 を通して「木」という魅力、そしてこれまで自然と木と日本人が寄り添ってきた歴史そのものを感じて頂けると嬉しいです。
明日の日本を木で育てる
木を育てる。木で育つ。毎日木に触れ、長年向き合ってきた私たちだからこそ、伝えたいことが沢山あります。木を想うことは自然を想うこと。自然を想うことは自身を想うこと。木という素材そのものを「知る」ことを通して、私たちの根幹である日本や日本の歴史、文化などの魅力や重要性を再認識するきっかけを作りたい。
なお、私たちの器は「磨き出し」をお受けしています。使い込むことで出来た傷や色褪せを表面を磨くことで再生するお手入れ方法です。適切に扱うことで更に長く、共に過ごす器を愛でることが出来ます。
山中漆器という雄
日本が誇る伝統工芸である漆器はその美しさ、繊細さで人々を魅了し続けてきました。私たち山中漆器は石川県内の「塗の輪島」「蒔絵の金沢」に並び「木地の山中」と称し、その品質の高さから多くの方に愛されています。
山中漆器の特徴は何と言っても“木”という素材そのものを活かす哲学、そしてそれを実現する高い技術力にあります。縦木取りと呼ばれる材料の切り出しは全国でもこの山中独自。効率を優先することなく、自然の流れに沿って木から切り出すことで、強度が増し、その分繊細な挽物が可能になります。そして、木の生きた証である年輪も美しく見ることが出来ます。特筆すべきは、轆轤挽き。手で挽く伝統技法と、職人自ら研ぎ出す刃物を使用し鉄鋼旋盤という現代の技術を融合することで、量産することが可能になりました。私たち木地師が手掛ける「木地」は山中のみならず全国の漆器産業を支えています。
通常、漆器は一つの商品を作り上げるために様々な工程を分業で行い、多くの職人の手を介します。貴重な技術を用い、工程が増えることで自ずと高価になり、“伝統工芸高級品”として人々の生活から離れてしまっているのが現実。今、私たちの日々の生活の器は、手に入れやすく均一な化学素材に取って代わってしまっています。
匠頭漆工では培ってきた技術、知識、経験をフルに活用し、「木」を一人でも多くの方々に手に取って頂き、毎日の生活に寄り添えるような“身近”で“毎日の”器づくりを目指しています。この実現に向けて、木素材そのものの質、単価やデザイン、使い方など多角的に新しい取り組みを進めています。
高級感のあるモダンな木のうつわでありながら日常使いで、お手入れしやすく使い勝手のいい商品作りを心掛けています。
ターゲット層は、普段からお酒を楽しまれている高所得者層。実際の顧客層は30-60代男性が多いです。卸売り先の店舗の特徴としては、比較的高めの価格帯の商品を取り扱うインテリアショップや、東京で高所得者層が多く住まわれている地域の百貨店と本屋さん。
購入者様からは、ギフトとしてご購入される場合は、送った相手から凄く驚かれて喜ばれるというお話を聞きます。
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