JURIの石鹸プロジェクトのスタートは2022年。
弊社代表イスマルはレバノン出身でレバノンに帰る度にオリーブ石鹸を持ち帰っており、2018年に産まれた子供が乾燥肌でナチュラル生活、無添加石鹸で乾燥肌にもよく、そして全身を洗えるレバノン製石鹸を使うようになった。
Juriを立ち上げたオーナはレバノンに住む2児の母「サルワ」。
元々教師をしていたが災害や経済危機によるインフレで1ヶ月の給料よりも通勤のガソリン代の方が高くなっているような状態。
そのため若者も働く場所を失ったり、生活が厳しく将来に希望が持てない場合も多く彼らの将来のためにもプロジェクトを成功させたい。
各家庭で作っているオリーブオイル石鹸は沢山あるのに、見た目が悪く販売出来るレベルではない。また若い人の興味が無く、このまま素晴らしい伝統を廃らせてはいけないと弊社と石鹸の規格を始めた。
オリーブオイルは何千年もの間、レバノンの文化において不可欠であり、その使用は古代に遡ります。レバノンでは、オリーブオイルは毎日の食事に使用されるだけでなく宗教的および文化的にも重要で、聖書やコーランにもオリーブオイルについて記載があります。
レバノンの一般家庭では栽培しているオリーブの木から個人がオリーブオイルを作る場合もあります。さらに余ったものは石鹸にして、余すことなく自然の恵みを頂戴している風習がありました。
プロジェクトを活性化させて母国への恩返しもしたい。日本の女性にレバノンの素晴らしい自然からできたこの石鹸を使って欲しいという思いで作りました。