鹿児島本土から南に4ookm。温暖な気候の奄美大島ではほどよい酸味とジューシーさが特徴の「たんかん」という柑橘が最愛されています。たんかんは年平均気温が19℃〜22℃の湿度の高い地域に育つ柑橘。温暖な場所でしか栽培できないため、鹿児島県は栽培面積・生産量とも全国一。島の実に8割が山間部である奄美大島は、まさに「たんかん」の聖地で、寒暖差の大きい山間部で盛んに栽培されています。 そんな「たんかん」は熟す前に、青い果実を摘果する必要があります。冬の完熟期を前に早摘みされた青い「たんかん」。今回、奄美大島南部の宇検村の集落のみなさんから、摘果されて使い道のない早摘みたんかんを頂いて酸味たっぷりの果汁を絞り、麦汁と合わせてクラフトビールにしました。 使ったのはベルジャンなWIT酵母。ベルジャンな香りに青いたんかんの酸味を味わえる、踊りだしそうな柔らかさとフルーティーなWIT Beerをお楽しみください。