ブランドについて
青森県弘前市で特注家具・店舗什器の製造とのりんごの木のインテリア雑貨「C H I T O S E」と玩具遊具の「warahand」を展開しています。
C H I T O S Eはアクセサリー・アウトバス・リビング・オブジェと数年に一度テーマを決めて発表しております。
りんごの木特有の色目木目を活かし、ほっこりとしていながらエッジの効いたデザインを心がけています。
ブランドオーナーについて
木村崇之
キムラタカユキ
有限会社木村木品製作所 代表取締役
1967年弘前にて曾祖父の代からの木工屋の家系に生まれる。
メディアグループ フジサンケイグループのイベント・建築インテリアの設計施工会社
サンケイ施設株式会社(現在サンケイビルテクノに社名変更)で営業から現場管理まで担当。
30歳で退社し、Uターン。自社の生命線である建築に付帯した家具工事・店舗什器製造と共に自社ブランドのりんごの木のインテリア雑貨「C H I T O S E」と青森県産材を使った玩具遊具の「warahand」を展開している。今後は白神山地周辺のミズナラを活用した青森県初の本格的な家具ブランドを仲間と共に計画中。好きな食べ物は刺身とポテトサラダとおはぎ。お酒も甘いものも大好きなので困っている。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
弘前市はりんご生産量世界一のまちです。毎年さまざまな理由で役目を終えるりんごの木が出ます。薪とされる他は処分されています。木材として利用するには、太く長い部材が採れない上に節目・こぶも多く、加工に至るまでに非常に手間がかかるからです。それでも自分たちで農園からいただいて、製材・乾燥まで行っているのは、むかし曾祖父が建具の技術を応用した青森ひばのりんご栽培用の梯子を開発し、これまでりんごの恩恵を受けてきた木工屋であること、そして時代の流れに逆らわず自分達の設備・技術を生かした木のモノ作りを一貫してやってきた中から、やる価値があると思ったからです。使えるのは入手したうちの5割がやっとですが、実を食べるだけでなく幹も最後まで大事に使おうというゼロミッション活動とも捉え、地域資源として活用しています。
企業規模は追わず、でも世界中の木のモノが好きな人なら知っている一目置かれる存在になりたいと思っています。今後は小物だけでなくりんごの木で椅子やテーブルにもチャレンジしてみたいと思っています。
りんごの木は材木屋さんで販売されている木と違い伐採から製材・乾燥と自分たちで全ておこなわくてはなりません。りんご専用の製材する機械の他、全て自分たちで改造して作ることから始めました。またカミキリムシの卵が産みつけられないように専用の置き場を作ったり、食器に使えて且つりんごの木の質感を損なわない塗料は何か、試行錯誤を重ねて現在はクレームもなく流通にのっております。
りんごの栽培に携わる方は高齢化で年々少なくなってきています。また栽培方法も生産性を高める改良された果樹木に進化しています。改植のため、後継者がいないなどの理由で不要になる現在のりんごの木は今後更に増えると思われます。
・りんごの木の一輪挿し
どこにでも気軽にさりげなく置ける一輪挿しとしています。お買い求めやすい価格で、お店の各テーブルに業務用で使われる方も多くいらっしゃいます。
シンプルな形ですが、皮の表情はひとつ一つ全て違います。自然が作るデザインには敵わない、日本的な侘び寂びも少し感じられると評価いただいております。
・りんごっこセット
わかりやすいりんごの木でりんごの形の離乳食用の食器です。優しいスプーンは擦り潰しやすい丸みをつけています。お子様が使わなくなったらピアス入れなど小物入れに使う方もいらっしゃいます。以前お取り扱いいただいているショップのオーナーがイギリスのシャーロット王姫がお生まれになった際、お祝いにバッキンガム宮殿に贈られ、感謝状が
届いたというエピソードもあります。
・りんごの木のデザート皿
スイーツとエスプレッソのカップを一緒にのせたりできます。卵形の木の皿は通常加工に使う旋盤は使えないので、意外に流通していないデザインです。削り出しの手間のかかる一品です。りんごの木は変幻自在な木目と色目が特徴ですので世界で一枚の柄の皿になります。
私たちの商品はギフトとして活用されることを意識して作っている商品が多いのが特徴です。パッケージにもひと手間かけています。30代から70代の女性のお客様からの注文が多く、一言語りたいこだわりのプレゼントにと買い求められる女性の方が多く見られます。
卸売り先のお客様はマスな感じの商品嫌う目利きのインテリアライフスタイルショップのオーナーが多いのが特徴です。また、こだわりのベーカリー、スイーツショップ・カフェ・レストラン・B A R・美容室・高級旅館の備品としての注文もよくあります。
お客様からは他の木のモノとは圧倒的に違う“りんご”というシンボリックで可愛いイメージに惹かれると言われます。他の果物だとちょっと弱いそうです。またデザインや木工技術に造詣の深い方には分かっていただけるエッジの効いたところ、価格以上の技術と手間暇かけたモノ作りから、O E Mの依頼に繋がることも多々あります。
たくさんの恵みを頂いたりんごの木を最後まで大事に使おうという気持ち、伐採から全て自社職人で手間暇かけて行っている空気感がお客様に伝わっていると思われます。
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