ーーー 【送料に関して】 商品合計が「60袋以上」もしくは「2ケース以上」で送料は弊社負担となります。（北海道・沖縄は除く） ーーー 鹿児島県産のかつお荒本節・荒節をガツンとしっかりとした出汁がとれるよう厚く削りました。 煮物、めんつゆなど濃い出汁が必要となるお料理にオススメ。 そのままでも食べられます。 【厚削りって何？】 かつお節を厚く削ってあるので「厚削り」といいます。 よく「荒削り」「粗削り」と間違われるのですが、荒く粗く削っているわけではありません。 削り節の厚さは0.5mm～1mm前後、会社によって個性があります。 弊社カネジョウの厚さは中厚と呼ばれる0.2mm～0.6mm程の厚みで削っています。 【厚削りは出汁が濃くでるの？】 厚削りは一般的な削り節よりも厚く削ってあります。 ですので、出汁が抽出されるまでに時間がかかります。 そのため、薄削りよりも長い時間をかけて煮出しますが、その間にお湯を沸騰させ続けるため水分が蒸発していきます。 ですので水分が蒸発して濃い出汁をとることができます。 さらに厚削りは薄削りと異なり、煮出すときに崩れません。 ですので出汁ガラも取りやすく、長時間煮るのに適している削り節です。 【出汁ガラはどうする？】 出汁ガラは乾燥させた後、細かく刻んでふりかけにしたり、自然肥料としてもお使い頂けます。 【使用原料に関して】 鹿児島県で水揚げされた貴重な近海産のかつお荒本節もしくは荒節を使用しています。 そしてそれは、そのまま食べる用の削り節に使っている原材料と同じものです。 業界内ではこのような厚削りには「ダシ用の鰹節」と言われるものを使うことが多く、弊社のような原料を使うのはもったいないと言われることがあります。 まあそれは、価格が高いものだからというのが一番の理由なのですが・・・。 弊社としては価格も重要ですが、美味しさ追求のためにそのような原料をつかています。 では「ダシ用の鰹節」とはどのようなものなのかを説明します。 【ダシ用の鰹節って？】 鰹節に使うカツオは脂が少ないものが上物です。 それは、脂分が多いと以下のような悪い特徴が出てしまうからです。 ・雑味が多くて匂いが強い ・劣化が早く酸化しやすい（脂が酸化する） ・色が悪い（黄色っぽい色になる） ・脂が多いと身がボロボロなため薄く削っても花にならない 本当は脂が少ないアスリートのような筋肉質のカツオだけを鰹節にするのが理想ですが、中には脂がとても多いカツオもいます。 それらは天然物ですので、漁獲するにあたりどうしても混ざってしまうんです。 では、このように脂が多いカツオはどうするのか？ それは、鰹節の製造工程で脂を落とすためにかなり強く燻製されます。 しかし燻製を強くすると、それだけカツオ本来の味が失われ、燻製臭がかなり強い鰹節になります。 そしてもともと脂が多い＝質が悪いものなので安価です。 このようなものの多くがダシ用として削り節に使われ、安価な入手しやすい商品として流通しています。 ●栄養成分（100g当り） 熱　　　量：340kcal タンパク質：78g 脂　　　質：3g 炭 水 化 物：0.8g 食塩相当量：1.12g