大事な名刺を包み込むような優しいデザインで
人と被らない総布製の名刺入れです。
あえてひと手間加えて施された手縫いがアクセント。
内ポケットがあるので収納にも困りません。
(店主は便利過ぎてポケットの無い名刺入れに戻れません)
【柄はこちらのサイトに在庫があるものはご用意可能です。番号でお知らせください】
https://kakehash.thebase.in/items/69240815
◆つかわれている伝統文化について
●サーヤ●
シリアの限られた地域でのみ受け継がれてきたストライプの織物。パレスチナはシリアに近く、国境線が引かれる前は同じ地域として繋がっていました。そのため、サーヤは男性の民族衣装や帯に使用される身近な素材で、今もシリアからパレスチナの個人商店に直輸入されています。
●オールドステッチ●
サーヤを縫い付けている技法は伝統衣装の縫製に使われてきたものと同じです。
◆作り手「Aisha Design」について
パレスチナ人のアイシャさんが、環境問題×デザイナーという肩書で、アップサイクル素材と伝統文化を合わせたものづくりを行っています。”紛争地”と言われることが多い故郷を文化から知って欲しいという思いで、特に収入を必要とする地域の人達を雇用する他、プラスチックをゴミにしない講座や植林を地域で展開したりしながら、まっすぐに邁進する素敵な女性です。SNSを通じて彼女の作品を知り、日本で紹介したいと思いお声がけをしたのがきっかけです。
◆パレスチナの状況とは
パレスチナがどんな場所なのか、どんな暮らしと問題を抱えているのか、身近な方は多くないと思います。
架け箸代表の私髙橋はホームステイをきっかけに現地に出会いました。
それまでは紛争のイメージが強く、暮らしの想像はまったくつきませんでした。
滞在記を読んでいただくとより旅気分になっていただけるかと思いますが、
(https://note.com/kakehashi_pale/m/m70c26db08307)
パレスチナは結構大阪感が強く、悪く言えばおせっかいで、良く言えば外国人でも受け入れてもらえるそんな場所です。
風景も食べ物も歴史の薫りがして、現地の方々も土地の文化に誇りをもっています。
19世紀末、色んな宗教が隣り合って共存していたこの地域に「ひとつの民族だけでできた国」を作る運動が
西洋からやってきて、パレスチナは占領下に入り、自由が手に入らないなかでも生活は続いていき、
私はそんな土地を訪れて、人、文化、自然が当たり前に大切にされる世界で暮らしたい、この人たちと掛け算で仕事がしたい、そう思って架け箸を立ち上げました。