【余韻の疾走感が心地よい赤ワイン】 ＜外観＞ 輝きのあるバイオレット 中心部の若さを思わせる濃い色調からエッジにかけてのグラデーションが綺麗 ＜香り＞ 注ぎたてからチェリーやラズベリーなど赤い果実の香りが漂い、キルシュ(さくらんぼの蒸留酒)の香りも。 ＜味わい＞ 口当たりはドライで、タンニンや果実味をしっかり支える酸味を感じます。 高めのアルコール度数のおかげでタンニンや酸味は軽く感じられますが、しっかりと存在しています。 最初はサラッと流れるようなタンニンの印象ですが、徐々に収斂性が効いてきて後半ではアルコールに負けない程強く感じます。 口に含むとはじめに感じた香りよりも強めの黒果実の香り(ブルーベリー、カシス、ブラックベリーなど)と味わいがあります。 後半にはクローブのようなスパイス感がパッとやってきて、余韻にはココナッツやバニラのようなスイートスパイスがソフトに穏やかに残ります。 シンプルな味わいですが、それぞれが見せる香りや味わいが丁寧で上品なワインに仕上がっています。 Slowという名前から想像できないほど豊かな香りと味わいで、余韻の疾走感が心地よい赤ワインです。 ＊生産本数：12,000本 ＊フレンチオークで醸造後、フレンチオーク新樽で4ヵ月熟成(バトナージュも行う) ＜おすすめの食材＞ トルティージャ(スペイン風オムレツ)、ピスト マンチャゴ(ピーマン・玉ねぎとパセリ炒めの卵とじ)、鶏肉のパエリア、薄めの牛肉ステーキ(塩コショウで味付け)