高知県黒潮町の黒糖は200年の歴史があります。今も昔と変わらない製糖方法で仕上げています。一般的な黒糖とは違い、色は黄金色でエグミがなくスッキリとした甘さです。混じりっけのない純黒糖はそのまま食べるとエネルギー補給の行動食になり、子供のおやつにも!もちろん全ての料理・お菓子作りにお使いください。入野砂糖の歴史文政八年(1825年) 幡多郡一帯でサトウキビの栽培が始まりました。その中でも ここ 黒潮町入野産の砂糖は土佐藩随一の最高級品とされておりました。<栽培方法>農薬・化学肥料不使用すぐ側の入野海岸から吹いてくる潮風がミネラルを運んでくれます。そして砂地での栽培の為、肥料がたまらずに抜けていく。肥料が抜けるからこそ秋~冬にかけて成熟が進みエグミのない良質な砂糖になります。収穫は一本ずつ皮を剥ぎ 砂糖になる所を見極め 収穫する。全て手作業です。<製糖方法>サトウキビ原木200kgからおよそ20kgの砂糖しか採れません。まず、原木を機械にかけて絞り 一番釜 すまし桶 二番釜 上げ釜の順にサトウキビ汁を煮詰める。 一番釜の時に生石灰を少し入れてアク取りをします。次にすまし桶に移し、残りのアクを沈殿させたのち、二番釜に移しさらにアクを取り煮詰めていきます。 そして上げ釜に移して仕上げていきます。今でも薪(日本の松じゃないといけません)で火力を調整して仕上げます。一釜分が砂糖になるのに約5時間ぐらいかかります。砂糖が固まったら木槌で割り、仕上げに天日干しをします。