青いイチゴの風味が特徴の品種「ルシオ種」のエキストラバージンオリーブオイル。イチゴのヘタのまわりのような青みとベリー系の甘みと、品種独特の苦みがあいまった個性的な風味です。パンにつけて生で食べるのはもちろんですが、お料理に使ってこそ力を発揮するオリーブオイルです。スペイン・グラナダの在来種で、一時期は絶滅の危機に瀕していた品種ですが、カセリア・デ・ラ・ビルヘンのオーナーたちが、木を移植し、大事に育てて本数を増やす活動を続けています。その希少なオリーブオイルは、グラナダの家庭でよく作られる、ピーマンとジャガイモの薄切りをサハリで炒めたシンプルな料理や、ラムや牛肉の煮込み、サルモレホの仕上げなど、お料理と一緒に味わって頂きたいオリーブオイルです。意外なところでは、和菓子のあんこと合います。サハリのもつ甘みとあんこの甘味が調和して、サハリのもつ青みがひきたち、和菓子にさわやかな風味をもたらします。現地では、バニラアイスクリームにもかけて食べています。ぜひ、スイーツにも合わせてみてください。