「高橋克彦さんとペルー人の仲間たちで作るコーヒー」
コーヒーの世界とはまったくの門外漢だった神奈川県ご出身の高橋克彦さん。
ペルー人の女性との結婚を機に、妻の家族の家業であったコーヒー栽培の道に進みます。
高橋さんとその家族がコーヒーを育てるのは、ペルー・アチャマル村。
2023年8月には、まだゆめのつづきの代表、杉山も当地へ出向き、高橋さんと家族とともに、コーヒーの収穫から精製までの工程を見させていただきました。
【高橋克彦さんからのメッセージ】
産地は、アンデス山脈を越え、リマからバスで30時間かる、アマゾンのジャグルに面したウヤバ渓谷という秘境にあります。自然環境に恵まれ、肥沃な土壌が残されており、良質なコーヒが生産される有名な地域です。特にヨーロッパ諸国(主にドイツ)が注目しているコーヒー産地でもあります。
その中でも、アチャマル村は昔ながらの製法でコーヒーを育てております。
ほとんどが、1~2ヘクタール程度の小規模生産者で、コーヒーの栽培で生計をたてています。
平均ひと家庭あたり、400kg~500kgの収穫高です。
気候は、乾季と雨季の熱帯気候ですが、高原のため、平均気温約21℃と大変過ごしやすい環境です。当地域は、野生の植物・動鳥類がたくさん残れており、ランの花(西語で「オルキデア」)で世界的に有名な地域です。
私共の目的は、より良い品質で、お客様が満足していただけるコーヒーを生産することです。
コーヒーの質の向上を図り、私たち生産者たちが、自然環境を維持し、子供たちが夢を持ち、笑顔で生活し続けられることを目指しております。皆様と共に育ていくコーヒーにしたいと思っています。
オーガニックコーヒー生豆を専門に扱う当店 [まだゆめのつづき]では、ペルー・カフェオルキデアのおいしさを最大限感じていただける焙煎度合いでコーヒー豆をご用意しました。
焙煎度合いは、「中深煎り(フルシティロースト程度)」となります。
【カップコメント】
カフェ・オルキデアがもつローストナッツのような香ばしさと花のような香りが残る焙煎となっております。
酸味は控えめ、チョコレートのような甘さと苦味を湛え、ボディ感もありながらも、すっきりとしたアフターテイストです。
「大正7年創業 松屋珈琲店による受注焙煎が味の決め手!」
ポイントは、蒸らし焙煎。そして焼き上がり直後のある行為(企業秘密)によって、焙煎豆を急冷させます。
そのため、焙煎された豆はふっくらとして、高い香りを保持したまま、お客様の元へお送りすることができるのです。
安定感のある老舗の焙煎技術は、美しいコーヒー豆に仕上げていただいております。