マグネシウムバスソルトは、塩ではなく、塩化マグネシウム100%の入浴剤です。海水に含まれる2番目に多いミネラル成分で、「にがり」の主成分です。無色無臭で、お湯をまろやかに。欧米では、マグネシウムが一般的に入浴剤として使用されてきました。従来の塩化マグネシウムを、日本で倍以上に凝縮精製しています。エプソムソルトより少量の使用で良いのが特徴です。
<使い方>
入浴時に浴槽に添付スプーンで山盛り1杯(約25g)を入れ、よく混ぜてから、約15分入浴して下さい。浴槽が大きい場合には、もう1杯追加で入れていただくのも良いでしょう。上がり湯はいりません。
<マグネシウムって?>
人体に必要な必須ミネラルは、それぞれが人体にとって重要な働きをもたらしますが、なかでもマグネシウムは、”エイジングケアミネラル”と言われています。骨や歯の形成、柔軟性、弾力性を高めてくれたり、神経の興奮を抑えたりします。カルシウムの作用をコントロールして、筋肉の収縮・弛緩を調整する役割があります。また、血圧を適度に調整したり、抗動脈硬化作用もあるからです。
マグネシウムをたくさん含む食品には、玄米、全粒粉のパン、蕎麦、バナナ、アーモンドなどがあります。マグネシウムをたっぷり含む食材をとっても、マグネシウムの摂り過ぎにはなりません。体は、食物に含まれるマグネシウムの30~40%ほどしか吸収できないからです。腎機能に問題がなければ、過剰分のマグネシウムは、尿として排出されます。ただし、マグネシウムは、経口で過剰摂取すると、下痢や胃の痛みなどが現れるので、ご注意ください。
参考:Medical Note 東京慈恵会医科大学客員教授 横田邦信先生の記事
<こんな方におすすめ>
1. 肌が弱く、入浴後にピリピリ、カサカサ、乾燥が気になる方
肌が弱い方には、バスソルトの塩分が刺激になり、痒みの原因になることがあります。また、長時間お湯に浸かると、皮脂が奪われ、乾燥の原因になることもあります。マグネシウムバスソルトは、塩分を除去しているので、肌が弱い方でもご利用いただけます。また、マグネシウムは、皮膚のバリア機能に重要な役割を果たすセラミドの合成に必要なミネラルで、お湯の肌あたりがまろやかに感じられます。
2.マグネシウム補給をしたい方
精製した加工食品の普及により、多くの現代人が1日に必要なマグネシウムの半分ぐらいしか取れていないと言われています。疲労感が取れない方、筋肉がピクピクしたり、つったりする方は、マグネシウムが不足しているかもしれません。血圧が高い方、ビタミンDのレベルが低い方、骨粗鬆症の方、頭痛持ちの方も、マグネシウムが不足している可能性があります。
3. 冷え性の方
個人差がありますが、発汗や入浴後の温かさの持続を実感される方がいます。あまり違いを感じない場合には、量を多めにして、ご自身に合った量を調整してみてください。