大自然の守り人がつくるコーヒー
メキシコ・セスマッチ(チアパス州シエラマドレ環境保護農民組合)
Un Esfuerzo por la Vida(命の努め)
オーガニックコーヒーの栽培がさかんなメキシコの中でも、もっともコーヒー栽培の盛んなチアパス州は、豊かな自然に恵まれた、メキシコ人も「行ってみたい」と思い焦がれる土地です。 シエラマドレ環境保護農民組合(CESMACH/セスマッチ)が生産するコーヒー豆は、El Triunfo(エルトゥリウンフォ)生物保護圏*の緩衝地帯にあり、標高は1000メートルから1750メートルに位置します。 コーヒーは1農家あたり平均4ヘクタールの小規模生産者のコーヒー農園で栽培されており、同地区では環境保全と生物保護のために、コーヒー以外の作物の栽培が制限されています。 セスマッチではすべての農園のサンプルをカッピングし、評価、指導するなど、農家一軒一軒の品質の向上のための適切な指導を行っています。 さらに、2010年から国際協力機構(JICA)の草の根技術協力によって、慶應義塾大学フェアトレードプロジェクトの協力のもと、品質改善と販売活動の強化、技術支援が行われたこともあり、組合関係者を日本に招くなど、以前より日本との交流があります。
焙煎度合いとしては、「中深煎り(フルシティロースト程度)」となります。
<店長のコメント>
2015年にはじめて入荷したセスマッチは、シトラス系の酸味とハーブのような香りが融合したいかにもメキシコらしい飲み口のすっきりとしたコーヒーです
大正7年創業
松屋珈琲店による受注焙煎が味の決め手!
ポイントは、「蒸らし焙煎」。そして焼き上がり直後の「ある行為」(企業秘密)によって、焙煎豆を急冷させます。そのため、焙煎された豆はふっくらとして、高い香りを保持したまま、お客様の元へお送りすることができるのです。安定感があり、「美しい酸」に重きを置いた老舗の焙煎技術は、美しいコーヒー豆に仕上げていただいております。
生産国:メキシコ
地域:チアパス州アンヘル・アルビノ・コルソ市(旧市名:ハルテナンゴ)
生産組合:チアパス州シエラマドレ環境保護農民組合(CESMACH/セスマッチ)
品種:ティピカ種、ブルボン種
標高:1000m~1750mm
精製方法:水洗式・100%天日乾燥
MEMO:有機JAS認証取得実績あり(弊社ではJAS認証をお付けできません)
*生豆は定温倉庫にて保管しております