この一本について 青森・津軽の冷涼な気候で育ったシャルドネを使用した、THREE FARM初のヴィンテージワイン。 果実の透明感を大切にしながら、ステンレスタンクで約10ヶ月間熟成。 フレッシュさと落ち着きの両立を目指し、食事に自然と寄り添う白ワインに仕上げました。 このワインが生まれた理由 各地の産地を経験する中で、「この土地なら、無理のない美しさを持つ白ワインができる」と感じたのが青森・津軽でした。 冷涼な気候がもたらすきれいな酸と、果実の成熟のバランス。 その個性を過度に飾らず、長く飲み続けられるスタンダードな一本として表現したいと考え、このシャルドネを仕込みました。 熟成とシュールリーについて このシャルドネは、ステンレスタンクで10ヶ月間、シュールリー製法で熟成しています。 シュールリーとは、発酵後に生じる澱（おり）と一緒にワインを寝かせる方法のこと。 澱と接触させることで、ワインになめらかさや厚み、奥行きが加わります。 シュールリーによる味わいの変化 シュールリー熟成により、酸の角がやわらぎ、口当たりはより丸く。 果実味にほのかなコクが加わり、余韻には穏やかな旨みが残ります。 樽は使わず、ステンレスタンクのみで仕上げることで、 シャルドネ本来の清潔感と、落ち着いた飲み心地を両立させました。 こんなシーンに 食事とゆっくり向き合いたい夜に。 魚介や白身肉、クリームを使わない料理と合わせて。 派手さよりも、安心して開けられる一本を選びたいときに。 味わったときの印象 柑橘や青リンゴを思わせる爽やかな香りに、 熟成由来のほのかな落ち着きが重なります。 口当たりはなめらかで、酸と果実味のバランスが心地よく、 飲み進めるほどに料理との相性の良さが際立ちます。 おすすめの楽しみ方 10〜12℃程度に軽く冷やし、香りの立つグラスで。 開けたてのフレッシュさも、時間とともに広がる味わいの変化も楽しめます。 特別な演出より、日常の食卓で自然に寄り添わせるのがおすすめです。 こんな方に選ばれています ・派手すぎない、信頼できる白ワインを探している方 ・日本の冷涼地シャルドネに興味がある方 ・料理と合わせてワインを楽しみたい方 ・シュールリーのやさしいコクが好きな方