シーモスジェルのブランドを立ち上げるにあたり、私たちが最初に向き合ったのは「シーモスは、海の環境の影響を非常に受けやすい素材である」という事実でした。
海藻であるシーモスは、育つ海の水質や環境が、そのまま品質に直結します。
にもかかわらず、市場に出回る多くのシーモス商品は、産地や流通、加工工程のトレーサビリティが不透明なのが現状です。
世界的に人気のあるシーモスでさえ、実際には複数の産地の原料が混在しているケースも少なくありません。
さらに、どの企業が、どのような環境で加工しているのかが見えにくい。私たちは、そこに大きな違和感を覚えました。
だからこそ私たちは、原料から見直すことを選びました。
辿り着いたのが、フィリピン・パラワン諸島。
ユネスコ世界遺産にも登録されている海洋自然保護エリアを有し、
開発が抑えられた、透明度の高い海が今も残る場所です。
守られた海であるがゆえに、原料探しは決して簡単ではありませんでした。
それでも現地に足を運び、海の状態とシーモスの育ち方を自分たちの目で確かめ、この海のシーモスでなければ意味がないと確信しました。
収穫されたシーモスは、中間業者を挟まず直接日本へ直送。
その後、私たちの目が届く日本国内の工場で丁寧に加工しています。
産地が明確で、加工工程が見えること。
それは、当たり前のようで、実はとても難しいことでした。
この一瓶には、シーモスという素材と真剣に向き合い、妥協せず選び抜いた海と工程のすべてが詰まっています。