妊娠した妻に、美味しいノンカフェイン飲料を作ってあげたかった。
石徹白に移住して1年目、妻が妊娠しました。
妊婦さんの身体に優しいノンカフェイン飲料をいざ探してみると、意外にもその種類の少なさに驚いた事を覚えています。
また、コーヒーのみならず、緑茶や烏龍茶など、自分たちが日常的にいかにカフェインを摂取する機会が多いか、というもこの妻の妊娠から知る事ができました。
代表的なノンカフェイン飲料として「玄米コーヒー」の存在を知ったのはこの頃です。
これまで安心出来る、美味しい野菜づくりを志してきましたが、妻に
「美味しい・安心して飲めるノンカフェイン飲料を作ろう!」と思ったのが始まりです。
国内唯一の玄米珈琲
玄米コーヒーの特徴として、「玄米茶」には出せないコクと甘み、そして珈琲のような色味があります。
決め手は「黒焙煎技法」という特別な焙煎手法により実現しました。
原材料となる米は、市場のほとんどが「白米」であるのに対し、農家の強みを活かし全量「黒米」を使用しています。
古代米とも称される黒米は、白米よりも栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富で、黒米のみ含まれるアントシアニン由来のポリフェノールにより、白米では出せない独自の甘みを生み出します。
さらに加えて、焙煎した雑穀 “ヒエ” を焙煎・ブレンドしたものが「黒稗珈琲」になります。
雑穀は近年、その栄養価の高さから再注目されている食材です。
本当に美味しい玄米コーヒーを探究するなか、ここ石徹白にしかない唯一の食材としてヒエをブレンドすることで、食物繊維の豊富な甘味と、ほんのり香ばしいコクを持つ国内唯一の玄米コーヒーに仕上がっています。