木村徳彦
Norihiko Kimura
木村徳彦。静岡県掛川市の深蒸し茶屋、木村園の三代目です。
祖父が1946年に始めた店を継いで、いまは茶葉のほかに、茶を持ち歩くための道具をつくっています。お茶旅茶こしは、外出先でも急須で淹れたような一杯を飲みたくて、自分のために形にしたものでした。特許を取り、グッドデザイン静岡賞をいただいて、いまは全国のお客様に届いています。
茶室を積んだトレーラー「お茶旅号」も一台つくりました。宮大工の手による、移動する小さな日本家屋です。茶の間は本来動かない場所ですが、これは動きます。
店は掛川の畑のそばにあり、通販だけでやっています。派手なことはしていません。おいしいお茶を、暮らしのなかで無理なく飲んでもらう方法を、ひとつずつ考えているところです。