ブランドについて
京都で着物や帯に金箔を装飾する京友禅金彩工芸の工房です。桃山・江戸時代に確立された伝統の幅広い技術を駆使し、金箔の特徴を生かしたものづくりをしています。
金彩工芸の魅力は施された金箔紋様が平面でありながら光線や見る角度によって表情が変化する。この特徴と不思議な作用を生かしたものづくりを心がけています。
金彩工芸の魅力を伝えながらも、お客様と思い出や感動を共有できるものを作る。「人との出会いも一期一会、モノとの出会いも一期一会」
ブランドオーナーについて
上仲昭浩
ウエナカアキヒロ
1969 京都生れ
2003 京展 着物「満天」 入選
2004 京展 着物「月影」 入選
2006 京都デザイン優品 「デニムショルダーバッグ」 入選
2008 京の若手職人 「京もの認定工芸士」 認定
2015 全国伝統的工芸品公募展 「デニム製角帯七宝」 入選
2016 全国伝統的工芸品公募展 「本革製道中財布姫路黒桟革竹節麻の葉銀」 入選
2019 第5回 藝文京展 「寂軽銀道中財布」 入選
2022 全国伝統的工芸品公募展 「巾着ショルダー青貝箔」 全国商工会連合会会長賞 受賞
OMOTENASHI SELECTION 2022 受賞 「金彩ガラス皿 赤富士」
2023 全国伝統的工芸品公募展 「ショルダー付合切袋ブロック」 全国商工会連合会会長賞 受賞
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
この業界に入った若い頃、将来のことを考えた時に、おそらく斜陽産業になるであろうと思い、独立した当初から本業と商品開発を並行してやってきました。また当店などの中間工程の分野の工芸は知っていただくことが大事で、知られていないのは存在しないのと同じです。金彩工芸という工芸を知っていただくための手段のひとつとして技術を生かしたものづくりをしています。手に取ったお客様がより興味を持っていただけるようなものを作り、工芸を好きになる人がひとりでも増えていければと願っています。
金箔(金属箔)と言えども光沢は永遠ではなく、経年で劣化、またはものによっては変色もします。経年変化を愛でる、或いは「侘び寂び」という日本らしい美意識もあります。そういう意味では制作している金彩ガラス皿はガラス皿に挟み込むことで劣化も無く、光沢も維持できることから、対極の世界観ではありますが、長くご愛用いただける製品だと思っております。
ものが溢れている現在、工芸品を現代の日常生活の中で身近に使っていただく、または溶け込むように、和洋どちらでもないモダンなデザインで加工しております。また長くご愛用いただきたいので飽きのこないシンプルな加工を心がけて制作しております。金彩ガラストレイはちょっとしたお菓子などをのせて使っていただいたり、赤富士は海外の方に人気があります。食洗機や浸け洗いは不可ですが、水洗いは可能です。
カタログギフト・行政や企業様などの記念品・ホテルや旅館の調度品に使っていただいております。
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