ブランドについて
ふやけない、100%生分解性のストロー「セジー」を世界に広めるブランドStrawlific。
Strawlificを展開するYNI JAPANは、南ベトナムで2019年4月、YNI Vietnamを立ち上げる。2020年10月、YNI JAPAN設立。
オーガニックストロー製造・販売において世界のリーダーになることを目指している。
現在5大陸にセジーを卸し、特に使い捨てプラスチックに関する法律が変わったヨーロッパでは大型業務スーパーなどでも販売されている。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
小さいけれど巨人同然の可能性を持つ植物セジー
Strawlificのクリエイティブ・ディレクター、コーリー・ターピンと、ダビッド・シモンの出会いは2010年、ネパールの首都カトマンズ。
それから9年後、便利さを求めて行き過ぎた消費社会により多くの生態系が壊されていき、使い捨てプラスチック問題が深刻化し出したタイミングで、ダビッドがベトナムでセジーと出会います。セジーに魅了され、すぐに製造会社を始めることを決意したダビッドから「一緒にやらないか?」と声をかけられたコーリーは現地に足を運びその可能性に心を打たれました。
決め手となったのはとてつもないストローの消費量(世界で毎日約20億本!)。
世界の社会課題に対して意識の拡大をすすめること、プラスチック問題の法律の見直しへ声を上げることで、地球や社会にとって良いこと、同時に私たちも気持ちよくなれる社会を作りたいと考えています。
Strawlificは「ストロー」と「プロリフィック」を掛け合わせた造語。prolificとは、多産多作を意味します。
2人が最初に出会った植物、輝く主人公のセジー。成長が早く、たくましく生茂り、多くのストローとなって世界に広まり、大活躍する。そんな願いが込められています。
セジーで自然と社会を循環させる
美しい自然が残る南ベトナムには、セジーの生育に必要な環境の要素が全てそろっています。
セジーは収穫時に一部を残し、その中から一番強くて丈夫なものを根っ子ごと移植して循環させています。そうすることで原料と雇用の確保だけでなく、生態系の保全にもつながります。 また、セジー畑を守ることが、絶滅危惧種であるオオヅルも含めて貴重な動物やその生息環境を守ることにつながり、雇用を創出して過疎化を防ぎます。 さらに、他の代替品に比べてエコロジカルフットプリント(環境負担)も極めて小さく、業界内でも画期的です。
プラスチックや鉄製のストローが人の手に届くまで、原料の採掘作業や製造過程などで資源とエネルギーを大量に使います。PLA樹脂にしてもちゃんと分解させるのに必要な大型コンポストで特別な環境を管理する莫大なコストがかかります。 それに対してセジーは、循環型で再生可能。普段よく食べる野菜などに比べても育てるのにほとんど手間がかかりません。
セジーのすごいところは紙ストローと違い、まず「ふやけない」ところです。むしろ使っている内にどんどん強くなっていきます。水分を吸収してしばらく経つと植物本来の弾力性が出て、生き生きしてきて、折り曲げても元どおりに戻ります。(個体差がありますので割れてしまう場合もあります。)
セジーは海や自然を愛する全ての人のためにありますが、現在主なユーザーは環境を意識しているHORECA業 (ホテル、レストラン、カフェ)です。後はカクテルが多めのバーなど。
卸売先はエシカルやオーガニック商品を取り扱っているところが多いです。しかしグラスストローの優れた機能性を体験する人が増えていくにつれ、一般の商品と並ぶようになりつつあります。
Strawlificは現在5大陸にセジーを卸しており、特に使い捨てプラスチックに関する法律が変わったヨーロッパでは大型業務スーパーなどにも卸しています。
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