『出会い』
20年以上前に『晃山』というサボテンと出会い植物との生活が始まりました。
目紛しい変化があった中でも植物に興味を持ち続けていられたのは珍奇植物(=ビザールプランツ)との出会いがあったからです。
特に塊根植物と呼ばれる主に南アフリカやメキシコに自生する植物はどれも個性的で魅力に溢れています。
熱帯地域の乾燥した大地で育つこれらの植物は独特の生態と奇抜な見た目で私達のような「植物中毒者」たちを楽しませてくれます。
『機能性と見た目を両立させたい』
私のような人間が長年園芸を続けていると枯らさない限りは植物が増え続けます。
塊根植物は「休眠期」がある為冬場は室内で管理しますが、晴れた日には日光を当るため短時間屋外に出します。
夏も同様に雨や台風の影響で右往左往する事となります。
ですので陶器鉢のみで沢山の植物を管理する事は難しいのです。
そこでプラスチック製植木鉢の出番となります。
私は長年定番のプラスチック製ポットを使っていました。
難しい植物を管理するには機能性も含めプラ鉢に軍配が上がります。
しかし、せっかくの美しく個性的な樹形を簡素な鉢に入れるのは少しつまらない。
このような状況下で機能性とデザインの両立を目指し開発した製品がALTERPLANTZのプラスチックポット「ALT」シリーズです。
テーマは「Green anarchism」=非暴力の自然回帰主義です。
植物を彩り、機能性を残す。
今までに無い刺激的な製品をお楽しみいただきたいと思い、心を込めてデザインしました。