ブランドについて
POTPURRIは東京と岐阜県に窯を持ち、北欧を連想させる温かでモダンなデザインと、日本の伝統的な陶芸技術を混ぜ合わせて食器やオブジェを制作しています。
スウェーデンからの影響を受けたデザインが特徴です。製造は全て国内で行っています。
オリジナル商品の販売以外にも、OEMやデザイン業務もご対応しています。お気軽にお問い合わせください。
ブランドオーナーについて
岡見宏之
HIROYUKI OKAMI
学生から陶芸活動を行い、岐阜県の陶磁器メーカー 株式会社 深山に入社。形状デザインから釉薬・土といった素材の開発を手がけ、シリーズごとでの商品デザインや営業を担当する。2012年にガラスや陶磁器の素材の研究、食器の設計を主としたプロダクトブランド
POTPURII(ポトペリー)を設立。食器に関しては単なるカラーリングだけではなく、土から生まれてくる色、釉薬の質感、プリントの顔料色出しまでを幅広く行い商品をデザインしています。プロダクトラインは量産を行う型を作成する場合と、1点1点手作りでの制作となるアートピースの両方を発表しています。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
陶芸をはじめたのは、大学に入ったときからだったので、18のときです。大学のサークルがきっかけで。大学時代は、陶芸教室の講師をアルバイトをしていました。
そんな学生時代に先輩から、うつわのような“形”をつくるのもデザインだし、うつわの”模様”をつくるのもデザインなので、どういうデザインをやっていきたいの? と言われたときに、うまく答えられなくて。で、考えた末に、両方を組み合わせた「陶磁器デザイナー」がいいんじゃないか? と思ったんです。
※学生時代に作った作品達
そこから北欧のイッタラ(iittala)を代表するように、窯元にインハウスデザイナーがいて「陶磁器デザイナー」という職が認知されているスウェーデンで、陶磁器デザイナーとして働きたいなと思って現地に行ったんです。ただ、スウェーデンは福祉国家なので陶磁器デザイナーとして働くのは雇用の税金面で難しいということが、行ってみてわかったんです(笑)。ですが、現地で話を聞くうちに日本にも「陶磁器デザイナー」として働ける陶器メーカーがあることを知って、帰国後は、地元の岐阜にある「株式会社深山」に就職しました。
そこで陶磁器食器の量産の基礎を学び2012年に独立後にブランドを立ち上げました。
僕たちは東京と岐阜県のそれぞれの窯で陶磁器食器を製造しています。大量製造向きの商品は岐阜県で、手作業の部分が多く陶芸家に近いモノづくりの場合には東京工房での制作を行っています。土や釉薬、焼成などの技術開発をしながらデザインに関しては、また別の視点で形をつくるようにしています。
僕は海外のビンテージのうつわを見たり探しに行ったりすることが好きなんです。
逆に、大量製品を販売しているところにも寄ってみて、どんなものを売っているのかを見ることもあります。
ブランドの世界観を大切にするには「自分の好みを出すこと」ですね。
始めた当初は、やっぱり「売れる」というか、「使いやすいうつわ」をテーマにつくっていたんです。でも、どこか自分の好きなものを世に出したいという気持ちが強くなって、だんだんと好みに寄っていきました。
ただそれが、「好み」に寄りすぎて誰も使わないようなものはつくらないよう意識しています。
食生活の中で万人が考える「心地よさ」ってあると思うんですよ。僕は「受け入れやすい」っていう言い方をするんですけど、そういうのは意識はしますね。「好み」に軸足を置きつつも、やっぱり誰かが使うことを考えたうつわづくりを心がけています。
〇Vag(ヴォーグ)
陶磁器デザイナーの山田一夫氏によるデザインの復刻モデルであり、ポトペリーの人気ラインのひとつです。丸っこくカラフルで愛嬌のある姿は、食卓に明るく彩り楽しい時間を演出します。なかでも一品料理やフルーツボウルに便利なボウルS、取小鉢としてぴったりのボウルM、サラダや丼ものに使いやすいボウルL。すべてのサイズで電子レンジはもちろん、オーブンも使用可能な仕様になっています。その他のサイズと組み合わせて毎日のお料理を楽しく演出してくれます。
〇Cirkus(シルクス)
「サーカス」をテーマに柄をデザインし、上絵付の器でカラフルな色柄が特徴のシリーズです。
道化師をイメージしたclown(クラウン)、行進をイメージしたparade(パレード)、幕をイメージしたcurtain(カーテン)の3デザインからなります。
九谷焼から着想、和絵具を使った器を作りたい。
そのおもいからスタートして、絵具の開発から、土、デザイン、釉薬、全てオリジナルで製作しています。
元々、九谷焼で使われている和絵具は相性が良い土でないと剥離してしまうもの。
そこで、ポトペリーでは「絵具を開発したら剥離しない焼き物が作れるのではないか」と考え、絵具の研究からスタートし、さらに剥離しづらいように開発した絵具と相性が良い土をとことん究めました。
〇bitte(ビッテ)
スウェーデン語で『朝早く』を意味するbitte(ビッテ)は、初夏の朝をイメージしたビビットなイエローと爽やかなブルーのラインが特徴です。フランスのガラスメーカーDURAREX(デュラレックス)社のプレートやボウルに、ポトペリーの東京工房で1点1点手作業で線をひいたオリジナルシリーズです。
ボウルや異なるサイズのプレートと幅広いラインナップで、食卓に料理に清涼感を運んでくれるガラスの器です。
POTPURRIの商品は東京にある直営店兼ショールームにて、すべてのアイテムをご覧いただけます。
東京の東側では清澄白河にあります。
西側であれば世田谷区、松陰神社駅前に店舗があります。
お客様やファンの皆さまの90%は女性のお客様になります。また卸先は多岐にわたりセレクトショップ、雑貨店、百貨店、アパレルショップなどの小売店が中心ですが、商品の品ぞろえにギフト商品が多いことからオンラインやカタログギフトなどを運営する卸先も増えてきています。
また松陰神社店ではキッチンを併設しており、飲食店様へも業務用の商品として食器のご提案をしています。
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