鹿児島の番茶「はんず茶」
従来の蒸す工程をせず、水瓶の中で炒った薩摩焼の産地周辺のみで脈々と言い伝わった伝統番茶です。
水瓶を鹿児島弁ではんずと言い名前の由来になっています。もともとは自宅で庭先の茶葉を使用し、
家庭用のお茶として愉しまれていました。
一度、生産者の高齢化により、生産が途絶えてしまいましたが、鹿児島の伝統番茶の復活を目指し、長野製茶工場では2021年より
製造を開始いたしました。
水瓶を使用し、すべて手作業、手揉み製造しております。ですので年間製造できる量は緑茶やほうじ茶に比べ、極端に少なくなっています。
味は烏龍茶などに似た華やかな果実のよう香り、メンソールのような爽やかな味わいが特徴です。
熱湯で浸出をおすすめしており、簡単に淹れることができます。
また、食事にも合わせやすく、お肉やお魚などに合わせてお飲みいたただいても、お愉しみいただけます。
おすすめの淹れ方
茶葉 3g/湯100㏄(90℃)/30秒ほど蒸らす