アマゾンのジャングルで神秘が生んだ 原種のカカオを使った オーガニックCacao tea . 歴史と文化的背景 カカオの木は、アマゾン地域が原産地とされており、古代から栽培されています。先住民たちはカカオを「神の贈り物」として珍重しており、その知識や技術は現代のオーガニック栽培にも活かされています。 •伝統的な栽培技術 アマゾン地域の農家は、長年の経験に基づいた伝統的な方法でカカオを栽培しており、化学肥料を使用しないオーガニック農法が主流です。 ・生物多様性と天然防除 アマゾンは、世界でも有数の生物多様性を誇る地域であり、カカオ栽培にも多くの利点があります。 •害虫や病気の抑制：多様な生物が存在するため、害虫の天敵となる昆虫や動物が自然にバランスを保ち、農薬の使用がなくても自然とともに育ちます。 （佐渡の循環型農法と同様） •受粉を助ける昆虫：カカオの花は非常に小さく、特定の昆虫（特にミツバチや小さなハエ）が受粉を助けます。アマゾンの豊かな生態系は、これらの昆虫の活動を支えます。 カカオティーができるまで________________________________________ カカオティーは、カカオ豆の外側の殻やカカオニブを使用して作られる、香り高くチョコレートのような風味が楽しめるお茶です。カカオティーが完成するまでの工程は、カカオ豆の収穫から始まり、発酵・乾燥・焙煎などの過程を経て製品化されます。 1. カカオの収穫 カカオの木から**カカオポッド（果実）**を収穫します。カカオポッドは、バナナくらいの大きさで、黄色、赤、オレンジなどの色をしています。 • 収穫時期：カカオの木は年中実をつけますが、主に年に2回、大きな収穫期があります。 • 手作業で収穫：カカオポッドは非常に硬いため、熟練した農家がナイフや道具を使って手作業で切り取ります。 2. カカオ豆の取り出しと発酵 収穫されたカカオポッドは割られ、中のカカオ豆と果肉が取り出されます。 • 発酵：取り出したカカオ豆は、バナナの葉や木箱に包んで5〜7日間発酵させます。発酵は、豆の風味や香りを引き出し、苦味を減らすために重要です。 • 果肉の分解：発酵の過程で、カカオ豆の周りにある果肉が分解され、豆の中に独特な香りが形成されます。 3. 乾燥 発酵が終わったカカオ豆は、天日干しや機械乾燥で乾燥させます。 • 天日干し：カカオ豆は広げられ、太陽の光で2〜3週間かけて乾燥させます。定期的にかき混ぜて、均一に乾燥させることが重要です。 • 水分の調整：乾燥することで、カカオ豆の水分が約7％以下にまで減少し、保存が可能になります。 4. 焙煎（ロースト） 乾燥させたカカオ豆は、香りと風味を引き出すために焙煎されます。 • 焙煎温度と時間：焙煎は、豆の大きさや目的に応じて温度と時間が調整されます。通常は、120～150度で15～30分間焙煎します。 • 風味の調整：焙煎の時間が長いほど、カカオ豆の風味は濃厚になりますが、焦げすぎると苦味が強くなるため注意が必要です。 5. クラッキングとウィノウイング 焙煎後のカカオ豆は、クラッキング（割ること）とウィノウイング（選別すること）を行います。 • クラッキング：カカオ豆の硬い外殻を割って、内部のカカオニブを取り出します。カカオティーには、外殻（カカオハスク）も使用されます。 • ウィノウイング：風力やふるいを使って、カカオニブと外殻を分けます。この外殻が、カカオティーの主な原料となります。 6. 加工 カカオティーは、主にカカオハスク（外殻）を使用して作られます。 カカオハスクは、軽く砕かれて乾燥した状態で、そのまま茶葉のように使用します。 Cacao teaの栄養価 1. ポリフェノール カカオティーには、特にフラボノイド系ポリフェノールが豊富に含まれています。カカオポリフェノールは、強力な抗酸化作用を持ち、次のような効果が期待できます： • 抗酸化作用：活性酸素を中和し、細胞の老化を防ぐ。 • 血圧低下：血管を拡張し、血圧の正常化をサポートする。 • 血流改善：血液の循環を良くし、心血管疾患のリスクを減らす。 2. テオブロミン カカオティーには、テオブロミンという成分が含まれています。テオブロミンは、カカオ特有のアルカロイドで、次のような効果があります： • リラックス効果：カフェインに似た作用がありますが、カフェインほどの刺激性が少なく、リラックス感をもたらします。 • 血管拡張作用：血管を広げ、血圧を穏やかに下げる効果があります。 • 軽い利尿作用：体内の水分調整を助け、むくみの軽減に役立ちます。 3. マグネシウム カカオティーには、カカオに含まれるマグネシウムも含まれています。マグネシウムは、次のような重要な役割を果たします： • 筋肉のリラックス：筋肉のけいれんを防ぎ、リラックス効果があります。 • エネルギー代謝のサポート：エネルギー生成や酵素の活性化に関与します。 • ストレス軽減：マグネシウムは、ストレスホルモンの分泌を抑え、リラックス効果があります。 4. 鉄分 • カカオティーには少量の鉄分も含まれており、貧血予防に役立つことがあります。 • 貧血予防：鉄分は、赤血球の生成に必要な成分で、酸素運搬能力をサポートします。 5. 低カロリー • カカオティーは、砂糖やミルクを加えない限り、非常に低カロリーで、ダイエット中の方にも適した飲み物です。 • カロリー：カカオティーそのものには、ほとんどカロリーがありません（通常は1杯あたり0.2kcal未満）。 6. カフェインが少ない • カカオティーは、カフェイン含有量が非常に少ないため、寝る前に飲んでも問題ありません。 • 安眠サポート：カフェインの刺激が少ないため、リラックス効果があり、夜間の摂取にも適しています。 ミシュラン星付きレストラン　 一流シェフからも支持される味、 エヴァンジェネオ株式会社のオーガニックCacao tea 2016年から8年連続でミシュランの一つ星を獲得している世界トップクラスのフレンチ技術を受け継ぎ新しい味を創造する代官山の 「アビス(Abysse)」の目黒浩太郎シェフのレストランで採用していただくことになりました。 コメント 「香りはローストされたカカオ特有の芳ばしさが際立ち、ヘーゼルナッツやアーモンドを思わせる穏やかなナッツ系の香りが広がります。さらに、ダークチョコレートを彷彿とさせるビターな香りが漂い、ほのかに土の香りや湿った木のニュアンスも感じられることで、自然の豊かさを思い起こさせます。 味わいは、ビターで繊細な苦味が主体となり、これが上品な深みをもたらす要素です。 また、カカオ特有のフルーティーな酸味が加わることで、味に明るさとリフレッシュ感をもたらし、全体のバランスを整えています。砂糖不使用のため甘味はありませんが、その分、素材そのもののピュアな味わいを楽しめるのが特徴です。 後味には、ドライフルーツのようなほのかな風味が残り、特にイチジクやレーズンを思わせるニュアンスが感じられることもあります。 口当たりは滑らかで、紅茶のような強い渋みはなく、飲んだ瞬間に広がるボディ感はしっかりとしており、軽すぎず心地よい満足感を与えてくれます。 さらに、カカオティーは食べ物とのペアリングにも優れた特性を持つ可能性を秘めています。ナッツ類やドライフルーツ、ダークチョコレート菓子とは抜群の相性を誇ります。また、スパイシーな料理やスモーキーなチーズとも調和し、その幅広い適応性が際立ちます。 カカオティーはその複雑で深みのある味わいから、飲むだけでなくデザートや料理のフレーバーとしても活用できる、シンプルながらも非常に奥深い飲み物です。その一杯から得られる感動は、素材を大切にする心とクリエイティブなインスピレーションを呼び起こしてくれます。」 Cacao teaの美味しい召し上がり方 カカオティーのおいしい飲み方とアレンジ カカオティーはそのままでも十分楽しめますが、少し工夫することでさらに深い味わいを引き出すことができます。以下はおすすめの飲み方やアレンジです。 1. シンプルな飲み方 • ホットで楽しむ: お湯でしっかり抽出すると、カカオの豊かな香りとビターな風味が際立ちます。抽出時間は5分〜7分がおすすめです。 • 冷やしてアイスティーに: 濃いめに抽出し、氷を加えると爽やかなアイスティーに。軽やかな苦味が暑い季節にぴったりです。 2. アレンジ方法 • ミルクティー: 温めたミルクを加えると、まろやかさがプラスされ、ホットチョコレートに近い味わいになります。植物性ミルク（アーモンドミルクやオーツミルク）でも美味しくいただけます。 • ハニーカカオティー: 蜂蜜を加えると、ビターなカカオに優しい甘味が加わり、子供から大人まで楽しめる一杯に。 • スパイス入り: シナモンやナツメグを加えると、温かみのある香りが増し、冬にぴったりの風味になります。 • カクテル風アレンジ: 抽出したカカオティーに少量のラムやカルーアを加えると、大人向けの贅沢なドリンクに変身します。 • カカオジンジャーエール：カカオティーを濃い目に煮だし、ジンジャーエールと１：４の割合でお楽しみください。一見不思議な組み合わせが、至福のドリンクに変身します。 カカオティーに合う料理 カカオティーのビターで深みのある風味は、以下の料理と相性抜群です。 1. スパイシーな料理 o カレー: 特にスパイスが効いたインドカレーやタイカレーとよく合います。カカオの苦味がスパイスの香りを引き立てます。 o モロッコ料理: ドライフルーツやナッツを使ったタジン料理とカカオティーのフルーティーな酸味が調和します。 2. 肉料理 o グリルステーキ: カカオの苦味が赤身肉の旨味を引き立て、贅沢な組み合わせに。 3. 軽食 o チーズプレート: スモークチーズやブルーチーズと合わせると、香りの層が豊かになります。 o ナッツやクラッカー: 素朴なスナックとの相性も良いです。 カカオティーに合うスイーツ カカオティーは甘すぎないスイーツとの組み合わせが特におすすめです。 1. ダークチョコレート系 o ビターなガトーショコラや濃厚なダークチョコレートムースと合わせると、風味の重なりを楽しめます。 2. フルーツスイーツ o オレンジケーキ: 柑橘系の爽やかさがカカオティーのビター感を引き立てます。 o ドライフルーツ入りパウンドケーキ: レーズンやイチジクを使ったケーキが相性抜群です。 3. ナッツを使ったスイーツ o アーモンドビスコッティやヘーゼルナッツタルトなど、ナッツの香ばしさとカカオティーの相性は完璧です。 4. ほろ苦いクッキー o ココアクッキーや全粒粉のクッキーなど、甘さ控えめの焼き菓子と楽しめます。