戌年からはじまり、毎年その年の干支の動物をモチーフとして製作されるFLATS干支シリーズ。はさみやカッター、接着剤を使わずに組み立てる事ができます。
FLATS「辰段」は辰年につくられた龍モデルです。龍モデルの本体は121個の部品からなり、爪、髭、角など先端部にいたるまで繊細に仕上げられたディテールが特徴です。龍の形態は九似、すなわち九つの部位がそれぞれ他の動物に似せてつくられています。角は鹿、耳は牛、頭はラクダ、目は兎、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、腹はミズチ、うなじは蛇の特徴を持ちます。それぞれの特徴線を編成して、ひとつのイメージを形づくることは、FLATSの最も得意とするところです。複数の記号を合体させた龍モデルは、そういう意味でFLATSのコンセプトをもっともわかりやすく体現したモデルだといえます。