日本ならではのうつわの形「蓋丼」。蓋を開ける前の期待感、開けた瞬間の驚き。蓋付きどんぶりは食事の前のワクワク感を演出します。こちらの「間取附下」というデザインは、呉須(ごす)とよばれる青い絵の具で、「間取り」の部分のみ絵付けした段階で、実は、色鮮やかな「錦」の柄を絵付けする前のもの。磁器の白地に呉須の青色が映える、シンプルでモダンな仕上がりです。
■春山製陶/土岐市駄知
どんぶり生産日本一の駄知で、蓋付きどんぶりにこだわり続けている春山製陶。色鮮やかな「錦」の伝統的などんぶりは、美濃焼の地元多治見市の鰻丼の名店でも使われています。