文字盤部分に「辰砂」と呼ばれる赤い鉱物を砕いた岩絵具を使用しました。 日本では縄文時代から採掘され、神聖なものとして古墳の装飾等に使われています。 人工的な朱が作られる前は朱漆や朱肉の顔料として広く使われ、また不老長寿の薬として信じられていました。古来からとても大切にされてきた鉱物です。
本体は、漆器の産地として400年以上の歴史を持つ石川県加賀山中の「ろくろ引き」という、回転する木に鉋(カンナ)を当てて形作る方法で製作しました。 素材はケヤキで、木目が美しく、なめらかでしっとりとした質感です。
文字盤は、下地に金沢市二俣町で和紙作りをされている、石川まゆみさんに漉いていただいた和紙を使用し、
その上に天然石を砕いて作られる「岩絵具」を幾重にも塗り重ねています。インデックスは金沢の金箔です。
■木の部分の色は、プレーン・ブラウン・ブラックの三色をご用意しております。
■裏面カバーにオリジナルの刻印を入れることができます。(有料 +880円税込)
■受注生産のため、基本的にご注文いただいてから約2週間のお時間をいただきます。ご了承ください。
【時計部分の仕様】
・日本製・1年保証・本体のサイズ:直径10cm厚さ5.4cm・使用電池:単3形乾電池
【付属品】
・単3乾電池1個・取扱説明書1部・牛革製裏面カバー