時を超えて、薫りを継ぐ。 熟成の記憶をまとう煙が、あなたの一杯に物語を添える。 最初は、ただの好奇心でした。 「長年ウイスキーを熟成させてきた樽材って、絶対まだ“うまい何か”出せるよね？」って。 で、うち——酒ハックプロジェクトは、それをガラスボトルに仕立ててお酒を漬けてみた。そしたら、びっくりするくらい美味しくなったんです。 そりゃそうだ。その樽には、じっくりと時間をかけて育ったウイスキーの成分がしみ込んでる。そこに新しいお酒を注げば、ジュワーっと、“時の旨み”が染み出すわけです。 で、こう思ったんです。「この樽材で、煙までうまくなるんじゃない？」 既存のカクテルスモーカー？確かにいろいろある。でも、正直どれも“そこそこ”。本体はただの木製、チップもよくある「ただの木くず」。 でも、うちは違います。スモークチップにまで、全力でこだわりました。樽材を加工する際に出たウイスキー染み込み済みの端材を、贅沢にもスモークチップに。しかもそこに、スコットランド産のピートをブレンド。このピートがまたクセになる……「あ、これバーで嗅いだ香りだ」と思わず唸るレベル。 ただの煙じゃない、“記憶を刺激する煙”。そしてこの香り、お酒好きならきっとハマる。ピーティなウイスキーに魅せられた人はもちろん、「ちょっと香りにこだわってみたいな」って人にもぴったり。鼻に抜けるあのスモーキーさが、一口目の余韻まで変えてくる。 初心者でも大丈夫。だけど——一度この香りにハマったら、もう後戻りできないかも。 本体も、チップも、すべてが「お酒の時間を格上げするため」に設計されているんです。だからこそ、浜松の木工職人と何度も試作を重ね、ついには特許まで申請したこの構造。上から炙っているのに、煙がまるで滝のようにグラスに流れ込む。その瞬間、ただの飲み物が“物語”になる。 そして誕生したのが——#酒ハック 樽スモーカー。