エチオピアはアラビカ種のコーヒーが発見された地として知られています。
エチオピアの中でも最も高い品質のコーヒー豆を生産している地域のひとつであるエチオピア南部のシダモ地区。標高2,000m前後の高地につき、昼夜の寒暖差が大きいため、ここで作られるコーヒー豆は味が濃厚で、おいしく育ちます。
また降水量が年間で1,200mmを超えるため、豊富な水源に恵まれています。気温も1年中涼しく、平均気温が20℃を切っています。
この気候こそが、最高級品質を生み出す由縁なのです。
精製方法「ナチュラル」とは?
コーヒーのナチュラル精製は、コーヒー豆を加工する方法の一つです。この方法では、コーヒーの実を収穫した後、果肉を剥がす前にそのままの状態で日光や風にさらして乾燥させます。その後、果肉や果皮を取り除き、乾燥させた豆が残ります。
このプロセスは、コーヒーの実の内部の果肉と種子を保護しながら乾燥させることで、豆に特有の風味を生み出す効果があります。ナチュラル精製されたコーヒーは、通常、フルーティーで甘い味わいが特徴となります。また、この方法は水をほとんど使用しないため、水の節約や環境への影響を考慮した持続可能なコーヒーの生産方法としても注目されています
~果実のような甘みと華やかな香り~
酸味:★★★★★
苦み・コク:★★☆☆☆
COFFEE DATA
COFFEE DATA
生産地域:エチオピア シダマ県
標高:1,000~2,100m
規格:G1
精製:ナチュラル