いま、コロンビアでもっとも注目されているエルパライソ農園。
そのコーヒーは精選や乾燥方法に工夫をこらし、ここだけでしか味わえない独特のフレーバーをつくりあげることで世界中のロースターやコーヒー好きから支持され、入手困難となるほどの人気となっています。
エルパライソ農園の独自のプロセスである、ダブルアナエロビックファーメンテーション。
そのなかでも今回は「ライチ」ロットのご紹介です。
ほかにはない強いフレーバーと、甘く芳醇な香りが飲む人に驚きをもたらす特別なコーヒです。
エルパライソ農園のあるコロンビア中央南部のアンデス山系に位置するカウカ県。
安定的に高い品質基準のスペシャルティコーヒーを生み出す土地として知られています。
そのなかでも、高い評価を得ているエルパライソ農園。
農園主のディエゴ・サムエル・ベルムーデスが、ポストハーベストでの味づくりを徹底的に研究し、アナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)や独特の乾燥方法を用いて新たなフレーバーをつくり上げています。
彼はコロンビアのアナエロビックの第一人者と呼ばれています。
2018年には、コロンビアCOE(カップ・オブ・エクセレンス)にダブルアナエロビックファーメンテーションにて精選したロットで10位入賞を果たしました。
その後のオークションでは1位入賞の豆の倍の価格で取引されるなど注目度の高さが窺えます。
品種は、コロンビアで広く栽培されているカスティージョ。
病気への耐性が強く収穫しやすい上に風味が豊かなことからコロンビアで広く栽培されています。
ダブルアナエロビックファーメンテーションというプロセスは、チェリーの状態で48時間、18度の温度下で嫌気性発酵を行い、脱果肉後96時間、19度の温度下で再度嫌気性発酵。
チェリー、パーチメントで2回に分けて嫌気性発酵を行います。
その後の水洗工程では初めに40度のお湯で洗い、その後12度で水洗。
温度35度、湿度25度の環境下で34時間乾燥させ、水分値11%に調整しています。
こうした複雑な工程で、ほかにはない独特のすばらしい香りや風味を実現させたコーヒーです。
ご注文を受けて焙煎致しますのでいつでも新鮮な豆がお手元に届きます。
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生産地域 :コロンビア カウカ県 ピエンダモ地区 エルパライソ農園
生産者 :ディエゴ・サムエル・ベルムーデス
品種 :カスティージョ
精製方法 :ダブルアナエロビックファーメンテーション
標高 :1,700m~
クロップ :2022
規格 :EX
カップ :ライチ、ホワイトピーチ、ストロベリー、チョコレート
Columbia
El Paraiso "Lychee" Double anaerobic fermentation
PRODUCER : Diego Samuel Bermudez
VRIETIES : Castillo
PROCESS : Double anaerobic fermentation Washed
REGION : Piendamó, Cauca
ALTITUDE : 1,700m~
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