マットな質感と根本焼特有の青色は柔らかい印象を与え温かみを感じることが出来ます。
また、masamura craftのMの抽象モチーフしたデザインは北欧食器のような印象を与え冬に利用しても食卓に合い、白地に青色のデザインは涼しげで年間を通して食卓に出しやすいデザインとなっています。
取小鉢としてご使用いただけるボウルは、一人用のサラダやフルーツボウルとしても便利なサイズです。
Root(ルート)
Rootシリーズは、masamura craftで最初に作られた シリーズです。
デザインのきっかけとなったのが、正村製陶所の工場に飾ってあった 「masamura craft」と裏に描かれた染付の大鉢。
食器デザイナーのcashicoの岩城宏行さんとポトペリーの岡見宏之さんはその出来の素晴らしさに惹かれ、正村製陶所と協力して 商品開発をすることになりました。
そもそもその大鉢は昭和中期に製造され、江戸時代から大正初期まで 焼かれていた根本焼をアレンジしたものでした。
2人は一度途絶えてしまった根本焼の資料や食器を 収集している根本町の方を訪問。当時使われていたデザインやフォルムに感動し、ヒントを得るととに、 現代のライフスタイルにもなじむような、使いやすいアイテムを模索 していきます。
昔の根本焼の染付の手法を取り入れるために、絵柄に使用する版にも 筆のタッチが残るよう、1点ずつ原画を作製しこうして歴史ある根本焼をベースに、現代風にアレンジされた食器が完成しました。
根本焼ならではの「根」をモチーフにした図案と、「由来」 というふたつの意味合いから、「Rootシリーズ」と名付けられました。