ドイツ南部・アルプス山脈の麓にある、200年の伝統を持つ製紙所で作られた美しい紙を使用。アルプス山脈から流れる水の使用許可を政府からもらって作られています。
色を作るのにも一切妥協せず作られた深い色合いは、どんな重厚な空間でもマッチします。そんなとても美しい紙を、日本ならではの高度な貼箱加工の技術によって成立しています。
インテリアを奥行きのある美しい色で演出します。さらに、いろいろなシーンで使ってもらえるように特殊な撥水加工を施しました。
この撥水加工は、紙加工・印刷業界の撥水加工ではなく、繊維業界の特許技術で着物にも使われる特殊なもの。
紙の質感も手触りも色も変わることなく、また人体にも害のないものです。
<JIDA MUSEUM SELECTION vol.22 入選>
<DIA国際デザイン賞 2022 入選>
================================================
大成紙器製作所は、紙の道具「紙器具しきぐ」を提案するブランドです。
古くから日本人にとって紙は、手紙や葉書のように「伝える」のみならず、物を「収める」、
障子やランプシェードのように空間を調整する(設える)など、生活の中に取り入れる文化があります。
「紙器具」とは、紙が私たちの暮らしに寄り添う道具として考え、その価値を再発見し
「伝える・収める・設える」を理念とすることでつくられていく新しい日用品です。