◆日本の香文化に着想を得た、お香の体験セット 忙しない日々の中で、どこか置き去りにしてしまう自分自身の気持ち。 このお香は、香りと所作を通じて、いったん思考を手放し、 ただ自分の感覚に静かに立ち戻る時間をつくるための道具です。 舞台は、日本の香文化の発祥地・淡路島。 職人の手で仕上げられた植物由来100%のお香は、 タブ粉と天然精油のみを使い、やわらかな香りと煙が、そっと感覚をひらいてくれます。 本品は、単なるリラクゼーションではなく、むしろ“何かに夢中になる感覚”を呼び覚ますための小さなスイッチです。 現代において失われがちな「寄り道する感性」を育む体験として設計しました。 ◆商品の特徴 ・植物性100%（タブ粉＋天然精油）のお香 ・淡路島の職人による手仕事で制作 ・香りが強すぎず、生活に自然と溶け込む ・感覚を開き、思考から離れて集中したい時間におすすめ ◆香りについて このお香は、「安息」「活力」「集中」という3つのテーマで構成されています。 自分の気分や状態に合わせて香りを“選ぶ”という行為そのものにも意味があると考えているため あえて1種類ではなく、異なる香りをセットにしています。 どれかひとつに決めるのではなく、「今日はどんな気分だろう」と自分に問いかけ、ふと惹かれた香りに身を委ねてみる。その選択の余地が、今の自分と向き合うささやかなきっかけになります。 また、各香りは精油を丁寧にブレンドして設計していますが、あえてパッケージ上には詳細な香料名を記載していません。 「どんな香りか」よりも「どんな感覚が立ち上がるか」を大切にしてほしいから。 先入観にとらわれず、自分自身の感覚で受け取ってもらえるように、余白を残した設計にしています。 ◆香りの詳細 Type 01｜安息 呼吸がゆるみ、目の奥がとろけるように。 柔らかく漂う香りが、からだを静けさへとほどいていく。 檜 / ラベンダー / ホーリーフ / サンダルウッド / ゼラニウム Type 02｜活力 始まりの気配と、小さなエネルギーの種。 なにかが始まる予感を、空気の中にふわりと溶かしこむ。 生姜 / シダーウッドバージニア / 柚子 / ベルガモット / ライム / イランイラン / ジャスミンアブソリュート / エレミ / 月桃 Type 03｜集中 音を消した世界で、香りが一本の糸のように思考を導く。 曖昧だった輪郭が、静かに整っていくような感覚。 レモン / ローズマリーカンファー / ペパーミント / ローレル / ヒバ / レモングラス / 柚子 / カルダモン / ミルラ ◆シーン例 ・本を読む前、静かに頭を切り替える時間に ・手を動かす創作や、日記を書くひとときに ・朝の深呼吸や、夜の感情をととのえる習慣として ・特別な予定のない休日の「なんとなく香りを焚きたい」気分に ◆こんな方におすすめ ・感覚や気分に素直に過ごしたいと感じている方 ・思考優位の時間が多く、「ただ感じる」ことを大切にしたい方 ・工芸や文学、自然や文化的営みに惹かれる方 ・忙しいけれど、感性や感情と丁寧に向き合いたいと考える方 ◆おすすめの使い方 ・まずは何も考えず、お香に火をつけてみてください。 ・香りとともにただその場に佇むことで、頭よりも身体や気分に意識が戻っていきます。 ・香りに集中してもいいし、香りを忘れて別のことに夢中になるのもよし。 ・一日のなかで、ほんの5分でも“寄り道する感覚”を取り戻してみてください。