ブランドについて
岩手県の休耕田を再生しオーガニック玄米を栽培。環境にもお肌にもやさしい、地域の中でごみを出さない、循環から生まれた玄米×発酵由来のプロダクトを提案しています。
ファーメンステーションは「世の中にあふれるゴミがもっと活用できたら面白いのに」
「事業性と社会性を両立させたビジネスを創りたい」という想いから生まれました
有機玄米を原料に独自の発酵技術でエタノールを製造。製造過程で出る発酵粕は、化粧品原料や家畜の飼料に。さらに家畜のフンは畑の肥料へ。循環型の取組を行っています。
「B Corp認証」取得(オーガニック認証化粧品ブランド・化粧品原料メーカーで日本初。未利用資源に新たな価値を見出し、再生・循環する社会構築を目指す企業として)
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
「世の中にあふれるゴミがもっと活用できたら面白いのに」
「事業性と社会性を両立させたビジネスを創りたい」というふたつの想いから生まれました。
ファーメンステーション(FERMENSTATION)は英語の発酵(fermentation)と駅(station)を掛け合わせた造語です。発酵技術を活用することで、様々な資源が姿を変える駅のような存在になりたい、という想いを込めています。
発酵は、「微生物の作用で有機物を人間にとって有益なものに変えること」です。
これを広く捉え、「世の中にある様々なものを価値あるものに変えること」と考えました。
ファーメンステーションを通過すると、必ずいいことがある、前より良くなる、そのような存在になることを目指して名付けました。
駅は、さまざまな人やものが行き交う場所。
ファーメンステーションという「駅」では、資源が生まれ変わるだけではなく、さまざまな人々が出会い、お互いを知ることで、新しいものや価値が生まれていきます。
“ Fermenting a Renewable Society ”この言葉をパーパスとして、発酵の技術で未利用資源に新たな価値を見出し、これらが生まれ変わり、再生・循環する社会を構築することを目指した事業を続けています。
自然環境や社会、関係する全ての人々、ステークホルダーが、ファーメンステーションという「駅」を通過することで、前より良くなり続ける、そんな世の中を作っていきます。
ファーメンステーションは、岩手県奥州市の休耕田で栽培された無農薬・無化学肥料のオーガニック米を発酵・蒸留してエタノールを製造しています。
残った発酵粕も化粧品の原材料に使用するほか、鶏や牛の餌に活用し、さらにその鶏糞や牛糞は畑や田んぼの肥料にするなど、ごみを出さない循環型でサステナブルな取り組みを実践しています。
世界的に見るとお米は貴重な作物ですが、日本では、時代とともに米の消費量が減り、休耕田が増加しています。休耕田は病害虫の発生源となってしまうため、まわりの田畑に悪影響を与えてしまいます。
そこで、休耕田を復活させ、栽培されたオーガニック米を活用する為の循環プロジェクトが10年ほど前に発足しました。
奥州市の事業として、旧胆沢町(現奥州市)の農家さん、町役場の方々とで多収穫米の作付けを行い、小規模なプラントでの実証実験がスタート。ファーメンステーションは、エタノール製造プラントの運営、コンサルティングを担当し、2013年4月、奥州市よりこのプロジェクトを引き継ぎました。
本プロジェクトを通じて、奥州市の田んぼを復活させて米を栽培し、美しい田園風景を取り戻しながら新たな産業へ繋げることを目指しています。
■奥州サボン(プレミアム、リッチ、ナチュラル)
玄米や植物の恵みが詰まった奥州サボン。ふっくら豊かな泡立ちで、包み込むような洗い心地。お肌のうるおいに欠かせない、アミノ酸とセラミドが含まれる発酵由来の「米もろみ粕」をたっぷり配合しました。きちんと洗って保湿もかなえる、すぐれた洗顔石けんです。
由来がわかるもの
私たちのオーガニックライス・エタノールは由来が明確です。何年に生産したお米で、いつ田植えをして、稲刈りをしたか。いつ発酵をして、蒸留したものかをトレースすることができます。このエタノールに配合する原料も、なるべく由来がわかるものにしたいと考えています。石油由来成分・合成香料・合成保存料は不使用、遺伝子組み換え原料も使用しません。環境に配慮した製品作りを目指しています。
オーガニック認証
エタノール製造に使用しているお米は無農薬・無化学肥料のJAS有機米です。精製して出来たオーガニックライス・エタノールはUSDA NOP認証、エコサートCOSMOS認証を取得、米もろみ粕はUSDA NOP認証を取得しています。外部機関の厳しいチェックをクリアすることで、皆様に安心してお使いいただける商品を目指しています。
ゴミゼロ
エタノール抽出の過程でできる発酵粕は玄米からできており、栄養価も豊富です。化粧品の原材料のほか、鶏や牛の飼料にも活用し、ゴミを出さない循環型社会を実現しています。サボンの袋は小物入れとして利用できるように包装に工夫をしています。
未利用資源の活用
日本の耕作放棄地や休耕地は全体の1/3と言われています。その休耕田や遊休田を活用し、無農薬・無化学肥料のJAS有機米を作っています。
動物実験は行いません
人が使用する商品の安全性は、人と種差のある他の動物での検証は難しいという考え方を推奨し、自社では行いません。
トレーサブルな玄米を原料に、日本人に身近な発酵由来がもたらす使用感をご評価いただき、小さなお子様からご年配の方まで、幅広い層のお客様に、性別問わずお使いいただいております。特にデリケートなお肌にお悩みの方から、感謝の声をいただくことがあります。
化粧品だけでなく、食品・アパレル・生活雑貨・化粧品・婚礼ギフトなど、わたしたちの循環型事業に共感くださるお取引先さまを起点とし、お客さま、生産者さま、地域の皆さまとの循環の輪が広がっています。
また、わたしたちが中心となり、発酵の楽しさをお伝えするワークショップを不定期で開催しており、取扱店さまやメディアの方同士で、交流や情報交換ができる場を設けています。
●受賞歴
・SOCIAL PRODUCTS AWARD
・第5期 SUSTAINABLE SELECTION 3つ星
・第4回 FRaU Ethical Award
・Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022 大賞
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