大学時代に世界各国の学生との交流やバックパッカーとして世界を巡るなど、海外の文化に触れながら過ごす。著名人のプレゼンテーションを主催する「TED」を大学に招致し、その運営を行うなど、国内外の文化交流イベントに参加。世界では当たり前になっている文化や情報を日本に伝えるHUBになりたいと考えて、大学卒業後まもなく起業し、Ace of Hempを立ち上げた。
注目すべきは麻の生育のしやすさです。麻には森林の約2〜4倍のCO2を吸収する力があり、さらに少量の肥料と水分のみで、数ヵ月で約2〜3メートルも育ちます。世界で麻の活用が進む中、日本では未だ注目されていない現状にギャップを感じ、それなら自分で麻の魅力を伝えよう、と考えたのがAce of Hempブランド誕生のきっかけです。
事業のアイデアが浮かんだ当時、私は仕事の昇格試験が原因で睡眠障害を起こしていました。試験の終了後も不眠は続き、鬱症状も出てきてこれはまずい、と思っていた時に出会ったのがCBDオイルでした。CBD(カンナビジオール)は、大麻草に含まれる成分の一つで、精神活性作用や中毒性がないことで知られており、医療や美容健康の業界から注目を浴びています。これを2週間ほど摂取して、しっかり眠れて生産性が高まったことを体感した時に、CBDの効果を実感し、もっと多くの人に広まって欲しいと考え、Ace of Hempの最初の製品としてCBDオイルを作ることにしました。
Ace of Hempというブランドを通じて麻の魅力を伝えるべく、今後はCBDオイルに限らず、アパレルやフードなど、幅広いジャンルの製品の開発を予定しています。