・ごみ削減から環境保護
フィリピンでは日本と異なり、ごみは焼却処分ではなく”埋立処分”となります。そのためフィリピンでは①生分解できるもの②生分解できないもの③リサイクルできるもの、の3種類に分別が分かれています。しかし分別が習慣としてまだまだ根付いておらず、様々なごみが一緒に埋立され、その結果土壌汚染や川の汚染に繋がっている実情があります。
廃棄されたジュースパックを回収、アップサイクルして新たな製品に生まれ変わることで、ごみの削減に取り組んでいます。
・生計支援(生産者へ定期的かつ継続的な発注)
HAPPY∞HAPPYは、NGO LOOBと生産者組合UCLA(お母さんたちの所属する団体)と3者協定を結んでいます。
3ヶ月に一度NGO LOOBを通して、協定で定めた発注ライン以上の発注を生産者へ行うことで、生産者にとって「定期的且つ継続的な収入」に繋げております。
また安定的な収入を得ることは、生産者のお母さんたちにとって収入面以上に仕事に誇りを持てる「自尊心」につながっています。
~ナナイ・リタの言葉~
昔は自分の仕事に誇りを持つことはできなかった。
でも今は私が作ったものを日本の人たちが買ってくれているのよ、と友達や家族に自慢しているのよ。
と、生産者のお母さんの一人、ナナイ・リタはお話してくれました。
・グローバルな環境教育~プラスチック汚染のない世界へ向けて~
現在、日本では個人のお客様に販売いただく他、学校法人様や大学生の学生団体様にて文化祭等で委託販売いただく機会が増えております。
エシカルコンシェルジュでもある吉永より、学生様たちへ販売の前に研修を兼ねて「エシカル&フェアトレード講座」を提供しております。
ごみ問題はフィリピンだけの問題でなく、世界共通の課題です。日本に生き、未来を担う若い世代の環境教育にも取り組んでいます。