Bail Molts

ベールモルツ

販売元

株式会社 Respective Productions

〜1,000

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商品一覧

ブランドについて

ビール粕アップサイクルブランド

人だけでなく、動物や環境にも優しいブランド

ブランドオーナーについて

飯塚光彩

Kiara Iizuka

株式会社 Respective Productions 「それぞれの好奇心で、社会課題を解決する—。」をミッションとして2021年、三重県志摩市で設立。商品ブランディング、地域興しなど、要所要所で適材適所の事業支援をするプロデュース会社。取締役/飯塚きあら米国の大学でデザインを専攻後帰国。広告写真家のアシスタントを経て独立。農林水産省、アディダス、メイベリンなど、国内外多数の企業や行政の広告制作を企画から撮影まで行うほか、広告分野での経験を活かし、プロデューサー業にも携わる。2021年に東京から三重県の伊勢志摩に移住し”株式会社 Respective Productions”を知人２名と設立。プロデュース業やブランドの運営に携わりながら、趣味のサーフィンなど大好きな自然を満喫できる環境を楽しんでいる。現在グラノーラの他、モルト粕を原料としたペットフードや燃料の開発も行っている。

ブランドストーリー

なぜやっているのか

なにをやっているのか

製品へのこだわり

どんな方に支持されているのか

なぜやっているのか

ビールを作る過程で生まれる「モルト粕」で自然・人・社会に新たな循環を作りたい。

私はアメリカの大学でデザインを専攻し、帰国後は東京でカメラマンやプロデューサーとして広告業界に携わりました。それから2021年に伊勢志摩に移住し、自分の好きな自然と近くで暮らすことで、環境問題などの社会課題を解決することに興味を持ちました。

循環型社会の先進国アメリカでは、多くのアップサイクルされた製品を目にして「ゴミになるべきモノは世界に存在しない」と考えるようになりました。伊勢で自分のできることを探している時、地元のクラフトビールメーカー「伊勢角屋麦酒」さんにお話を伺い、ビールの製造過程で大量に発生する「モルト粕」が産業廃棄物として問題になっていることを知りました。

ビールの醸造過程で大量に発生するモルト粕は、捨てられるか、農家に飼料として提供されます。日本では大手のビールメーカーは農家と契約してモルト粕を飼料として供給していますが、大手がほとんどの農家と契約しているため、小規模のビールメーカーは産業廃棄物として捨てるしかありません。

現在、日本には約700を超えるクラフトビールメーカーがあり全国規模で日々700トンものビール粕が廃棄されていると考えられます。しかしモルト粕は、食物繊維やプロテインなどの栄養価が豊富な食材で、これを食品にしたらどうかと思いつき、第一にグラノーラを開発しました。グラノーラは海外を中心に幅広く食べられており、レシピも豊富なので多くの方に届けられるだろうと考えました。

発売以降、多くのお問い合わせをいただき、大手百貨店の催事にも出店するなど、着実に坂路を拡大しています。伊勢から始まった”Bail Molts”がまず地元を豊かにし、日本や世界の環境を良くし、次の世代に新たな循環を生み出して行くことが目標です。

なにをやっているのか

栄養満点で、美味しく見た目も美しいグラノーラ作り

クラフトビールの伊勢角屋さんに製品のアイデアを相談すると、快くモルト粕を提供していただけることになったので、地元のパティシエさんと試作を重ね、美味しく見た目も映える製品に仕上げました。

モルト粕を使った”Bail Molts”のグラノーラは、とても機能性が高い食品です。低糖質なモルト粕にメープルシロップやサトウキビのみで自然な甘さを出しているので、体を気遣う方に好評です。さらに高食物繊維・高タンパクで、運動をする方や手軽に栄養補給したい方、育ち盛りのお子様にもおすすめです。

“sunrise””sunset”の2種の味は、伊勢の「美しい自然」の風景からインスピレーションを得ました。商品ロゴの三角形は、自然・動物・人間がバランスを取って暮らせる新たな「三方良し」を表しています。

パッケージはガラス瓶とプラパッケージを選択可能で、ブランドとしては環境を汚さずリユース可能なガラス瓶を推奨しています。この製品を企画した当初、パッケージを簡素化してコンビニなどで全国展開するというお話も頂きましたが、それは私の実現したい「新たな三方良し」に逆行してしまうと考え、あくまで少量生産、エコなパッケージにこだわりたいと考えています。一方で販売店さんからのお声も受けて、現在は実験的に2種のパッケージをご用意している段階です。

2023年4月に立ち上げたばかりのブランドで、このようにまだまだ試行錯誤の連続です。私たちは現在、自社の工場を持っていないため、営業終了後のカフェのキッチンを間借りして、夜通し試作や仕込みをしています。今後は工場を作るために、クラウドファンディングで支援を募る予定です。