日本人の口に合うマーラータンの開発は、大変でした。
スパイスや調味料の組み合わせは無限で、数え切れないほど試作をしました。
中国のマーラータンレシピは美味しいものの、日本人の口には合いづらいからです。
そこを細かく分析し、調節しながらお客様や、家族、知人、スタッフ等に何度も試食して頂き、完成さたのが今の味です。
漢方にあう和風出汁を追求し、スープの素材も春雨も、国産にこだわりました。
中国のスープは牛骨、豚骨がメインですが、それを和風出汁にすることに挑戦しました。
国内工場で、日本の食材、和風出汁の魅力を引き出せる工場をみつけるのが大変だったものの、試行錯誤の末、アゴと鶏の組み合わせにたどり着きました。
また、春雨は手作り感にこだわり、規模の小さい会社を探しました。
固さや太さなど、こだわりのスープにベストな組み合わせとなる国産無漂白のオリジナル春雨を作るためにこだわったポイントです。
スパイスも30種類以上を厳選。薬膳効果があるもの、かつ、日本人の味覚にあうものをブレンドしてオリジナルのものを研究しました。
豚骨鶏ガラ牛骨を使用した白湯スープに数種のスパイスの配合を合わせた本場本格的なスープを編み出すのに3年。
そこからピボットして鶏ガラ、鰹、飛魚出汁に独自のスパイスを合わせた和風テイストを編み出すのに2年、合計5年はかかった努力の結晶です。