●みんなに喜ばれる美味しいお米パンをつくりたい
●お米の可能性を追求し続け、日本の文、美しい田園を守りたい
会社設立初期の頃、まだ世間になじみのない“お米パン”を知っていただこうと、イベント会場などで試食販売をしていました。
そんな中、必ず訪ねてくるお母さんや子ども達がいたのです。「このパンに小麦粉・卵・乳ははいっていますか?」と。
当時、つくっていたお米パンには、卵とバターを使用していましたため
食物アレルギーを持ち、食べられるパンかもしれないと期待してきた親子が、残念そうに帰っていくのを何度も目の当たりにしてきました。
その度に「いつか必ず卵と乳製品の入っていないパンをつくるから待っていてね!」と声をかけ、楽しんで試食している人たちの中をそっと去っていくのを見送っていました。
何度となくこういった経験を繰り返すなか、
「このパンからバターと卵を抜いたパンが必要とされている」
「”みんなが食べられるお米パン”にチャレンジしてみよう」 と意を決することとなりました。
米粉にはグルテンがなく、おいしく膨らませることは難しいとされています。そのため、多くの添加物を使用しているものがほとんどです。
「食物アレルギーを持つお子さまにも安心して食べていただける商品をつくりたい!」という強い思いからオリジナルのお米パンを研究し続けました。
米粉の可能性にかけ、信じ続け、『安心・安全なおいしい商品を届ける』ということを貫き
小麦・卵・乳製品・グルテン・食品添加物なしでも、ふっくらやわらかく、食べやすく、おいしいお米パンにたどり着きました。
そして、さらに安全な商品をお届けできるよう、工場製造体制を見直し、米粉専用工場設立により、食物アレルギー対応の管理を整えました。
米粉専用工場は、田んぼに囲まれたのどかな場所にあります