クロアチアの豊かな自然の中で育った私は幼い頃から
「もしこの森にチョコレートの木があったら最高なのに」と夢見ていました。
その無邪気な想像は、やがて「チョコレートの森」という壮大な夢へと成長しました。
私が思い描いたのは、単なるチョコレートショップではありません。
訪れる人々がチョコレートを味わいながら、カカオについて学び、
チョコレートが持つストーリーを体験できる「歩いて巡る体験型の森」です。
カカオ豆が育った土地の記憶、農家の方々の想い、そして私たちの情熱
—それらすべてを一枚のチョコレートに込めたいと考えました。
CHOCO FORESTは、そんな夢から生まれました。クロアチアでの開業準備を進めていましたが、家族と過ごすために日本へと移り、大阪・寝屋川に小さな工房を構えることになりました。
故郷の森とは離れることになりましたが、夢は消えることなく、より鮮明になりました。
私たちが目指すのは、カカオを通じて人々に喜びと発見をもたらすこと。
そして、カカオ文化とその担い手を守り、次世代へと繋いでいくことです。
一枚のチョコレートには、遠い国々の風景や文化、そして人々の暮らしが詰まっています。
その豊かな世界を多くの方に体験していただきたい
—それが、CHOCO FORESTの変わらぬ想いです。
カカオについて学びながら、楽しめる「CHOCO FOREST」 ※イメージ