ブランドについて
中東ヨルダンに住む難民の職人が作る、オリーブの木製食器ブランド。ハンドメイドのオリーブ食器で、日常にほっとするぬくもりを。
現地で実がつかなくなったオリーブの古木を使い、ハンドメイドで一つひとつ丁寧に、滑らかな表面に仕上げています。
日本の食卓に合うようにシンプルで使いやすいサイズ感を意識しデザインしました。
紛争で母国を逃げた難民の人たちが生活費を得て、自立することを一番の目的としています。
ブランドオーナーについて
大橋希
NOZOMI OHASHI
学生時代、ヨルダンのシリア人最大の難民キャンプ「ザータリ難民キャンプ」を訪れ、シリア人家庭へ訪問したことをきっかけに、雇用創出事業を始めることを決意。2021年、身一つでヨルダンへ渡航しオリーブのブランド「MUUT」をゼロから創業。難民の人たちへ木工技術のトレーニングを行い、職人として現在3名直接雇用。
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ブランドストーリー
なぜやっているのか
なにをやっているのか
製品へのこだわり
どんな方に支持されているのか
「中東の難民の人たちへ、仕事を作る。」
初めてヨルダンへ訪問し難民の方から話を聞いた時、彼らは母国のシリアで失った家族や故郷の話をしてくれました。日本人として自分の人生を振り返った時に頭の中に浮かんだのは「彼らは偶然シリアという国に生まれ、私は日本という国に生まれただけ。」という想いでした。生まれた場所によってこれだけ運命が変わってしまうのはあまりにも理不尽だという考えから、日本人としてできる最大限のことをやろうと決意しました。
失業率が20%以上と高いヨルダンで、どうやって難民の人たちは生活を送ることができるのだろうか。そう考えたとき、私が仕事を作るしかないと思い、雇用創出を一番の目的にこの事業を始めました。
せっかくなら現地の資源を使い、彼らが誇れるようなものを作りたい。そこで、現地で豊かさの象徴として大切にされてきたオリーブの木を使い、高度な技術を使って世界で大切にされるハンドメイド商品を作ることに決めました。
難民の人たちへ提供しているの収入だけではありません。彼らは長い間部外者として扱われ、社会で孤立している人も多いです。私たちの工房が安心できるコミュニティとなり、彼らが社会へ一歩踏みだすきっかけになることも目指しています。
オリーブの木を使ったキッチンツールや食器の製作
中東ヨルダンで栽培されていたオリーブで、 実がつかなくなった古木を使用しています。中東地域では約3000年も前からオリーブが栽培されいて、 実を食したりオイルを料理に使ったりするのはもちろん、石鹸や薬用としても使われ、オリーブは生活に欠かさないものとして大切にされています。
木自体は実がならなくなると薪として使われてしまうことが多く、薪になる前に私たちが購入し、素敵な商品に作り替えています。
木の食器は日本にもたくさんありますが、オリーブはまだまだ見ることは少ないです。オリーブの木目を最大限に生かし、日本の食卓でも使える商品を作ることを目指しています。
1-美しい木目
オリーブの一番の特徴は木目の美しさです。他の木では見ることができない、うねるような独特な木目を楽しむことができます。
2- 日常で使えるシンプルなデザイン
木目の美しさを最大限に生かし、日常生活で使えるシンプルなデザインに仕上げています。
卸売先の特徴
・エシカルやオーガニックなどを掲げたお店
・オーガニックなど食品へのこだわりがあるレストラン
・スタイリッシュでかっこいいものを好む雑貨店
・海外のハンドメイド商品を多く取り扱われる雑貨店
購入者の声
「オリーブの木目が特徴的で素敵ね」
「仕上げがなめらかで触り心地がいい」
「木ベラは細めでスタイリッシュ、他にはあまりないデザインですね」
「難民の方のサポートになるなら、買わなきゃ!」
購入する方は生活にこだわりがあり、日常からいいものやオシャレなものを使いたいと思う方たちです。
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